あーんあんの表紙

あーんあん

この本の内容紹介

物語の舞台は保育園です。男の子がお母さんが帰ると泣き出し、その泣き声が次々とお友達に伝染し、みんなで「あーんあん」と大泣きしてしまいます。

流した涙でいつの間にか辺りがいっぱいになり、なんと子どもたちはみんなお魚になってしまうのです。

作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 800円(税別)
サイズ/ページ数 17cm×17cm/24ページ
発行日 2015年5月15日
ISBN
(商品コード)
1972年12月1日

皆さんのご感想

  • 涙がどんどん溜まって湖のようになり、子どもたちが魚に変身したシーンでは、二人とも「えっ!お魚になっちゃったの?!」と目を丸くして驚いていました。現実ではありえない展開ですが、子どもたちの豊かな想像力にはすんなりと受け入れられたようで、驚きと同時に「おもしろいね!」と笑顔がこぼれていました。

    次女は、お魚の模様が直前のページで子どもたちが着ていたお洋服の柄と同じであることに気づき、「このお花のお魚さんは、さっきの女の子だね!」と宝探しのように指をさして喜んでいました。5歳の長女は、お母さんがバケツを持って迎えに来てくれる姿を見て、安心したように「よかったね、お母さん助けてくれたね」と何度も繰り返していました。お母さんが網で救出するという少し奇妙で力強い愛情表現が、彼女たちにはとても頼もしく、格好よく映ったようです。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    この絵本の魅力は子どもの寂しさをユーモアで肯定してくれる安心感にあると感じます。保育園や幼稚園へ行くとき、泣いてしまうことは決して悪いことではなく、お母さんに会いたいという強いエネルギーが、魚に変身させるほどの力を持っており、子どもの寂しいという心を描いている気がして、胸が熱くなりました。最後はお母さんに対する絶対的な信頼と安心感が、小さな判型の絵本の中にぎゅっと詰まっています。

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