この本の内容紹介
あいうえおの五十音を頭文字に使って、リズミカルでユーモラスな文章が展開された言葉遊びの絵本です。
それぞれのページでは、奇想天外な組み合わせやダジャレが飛び出し、それに合わせて描かれるイラストは一癖も二癖もあるユーモラスなものばかり。
文字と言葉の世界を視覚的にも楽しめるまさに五感で読む絵本です。
あいうえおの五十音を頭文字に使って、リズミカルでユーモラスな文章が展開された言葉遊びの絵本です。
それぞれのページでは、奇想天外な組み合わせやダジャレが飛び出し、それに合わせて描かれるイラストは一癖も二癖もあるユーモラスなものばかり。
文字と言葉の世界を視覚的にも楽しめるまさに五感で読む絵本です。
作者 | |
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出版社 | |
対象年齢 | |
タグ | |
本体価格 | 1300円(税別) |
サイズ/ ページ数 |
26.5cm×19cm/32ページ |
発行日 | 2012年10月04日 |
ISBN (商品コード) |
9784494002641 |
この絵本を手に取ったきっかけは、まず表紙のにぎやかなイラストに惹かれたことです。カラフルでユーモラスなキャラクターたちがぎゅっと詰まったデザインに、思わず「これは子どもが絶対に好きそう!」と感じました。
また、作者が内田麟太郎さん、イラストが西村繁男さんという名コンビということもあり、言葉遊びと絵の表現がどのように融合しているのかに興味を持ちました。
4歳の娘は、この絵本を読み聞かせするたびに大笑いしながらページをめくっていました。特に気に入っていたのは「となかいとんとん とびらをとんとん」というページです。サンタが寝ていて、トナカイがプレゼントを配っている姿に「なんで~?」と笑っていました。繰り返しの音と語感が面白いようで、真似して言葉を口ずさむ姿も見られました。
この絵本の魅力は、なんといっても「言葉のおもしろさ」にあります。意味が分かるようで分からない言い回しや、意外な単語の組み合わせが次々と登場し、子どもの好奇心を刺激します。
親としては、普段使わない語彙にも自然と触れられる点が嬉しいです。「鱶」や「歯科医」など難しい言葉もありますが、絵が丁寧に描かれているため、説明しやすく、子どもも視覚的に理解しやすいと感じました。
また、大人にとっても言葉の面白さやテンポの良さ、そして遊び心あふれるイラストには思わず笑ってしまいます。同じキャラクターが別のページにも登場していたり、小さなところに隠しネタが仕込まれていたりと、親子で発見を楽しめる仕掛けが随所にあります。
「あいうえおのえほん」は、親子で声に出して楽しみながら読める、愉快なことば遊び絵本です。五十音を覚え始めた年齢の子どもだけでなく、小学生くらいまで幅広く楽しめる内容です。