top画像

にんじん だいこん ごぼう 再話・絵:植垣 歩子

この本の内容紹介

あるところに、にんじんとだいこんとごぼうがくらしていました。三人の体はもともとは白かったのですが、ある日みんなで泥んこ遊びをして、体中泥だらけになってしまいました。

そこで三人はお風呂に入ることにしました。一番最初に入ったのはにんじんで、体を洗って湯船に入って熱いのを我慢して浸かっていたら、お湯にのぼせて真っ赤かになってしまいました。

次に入ったのはだいこん体をきれいに洗って、湯船に水を足してぬるいお湯に浸かり、だいこんの体は元のように真っ白です。

最後はごぼう、お風呂は嫌いなので、いい加減に洗ってさっさと出てしまい、それでごぼうは黒いままです。それからずっと、にんじんは赤、だいこんは白、ごぼうは黒のままなのです。

つづきを読む

作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 900円(税別)
サイズ/ページ数 22×21cm/24ページ
発行日 2014年01月10日
ISBN
(商品コード)
9784834080421

皆さんのご感想

  • 保育士の頃、子ども達が大好きで絵本や紙芝居、パネルシアターなどで何度も読んだり、演じて来た思い入れのあるお話です。娘もとても気に入って面白いと言っていました。
    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    娘と夫はお風呂は早めに済ませてしまうのでごぼうタイプで、私は湯船に長く浸かるのが好きなのでにんじんタイプだねと話しました。

    「本当はだいこんが一番いいよね。」と話すとごぼうタイプと言われたのは嫌だったようで娘は今度からはだいこんになる!と言って笑ってしまいました。

  • 絵本を読んだ後、娘と他の野菜はなんでこの色なのか考えて楽しみました。赤いトマトもお風呂に入り過ぎたんだとか、緑のブロッコリーやきゅうりは草の中でかくれんぼしてたから緑のままなんだとか色々な考えが出てきました。

    さつまいもやなすの紫色の野菜の理由はどう考えても思いつかなくて娘も困っていました。こんな風に野菜の事を考えるのも面白いなと思いました。

    人物のイラスト
この記事をシェアする