この本の内容紹介
パンダのヘレンちゃんという女の子がいました、ヘレンちゃんはへそまがりさんで、道で村の人に会って挨拶されても知らんぷりをしてしまいます。
友達が一緒に遊ぼうと誘っても仲間には入りませんし、村のみんなとピクニックをした時もどんなにすすめられても、お昼ご飯を食べようとしませんでした。
ママはこのへそまがりやさんに困って、少しは直そうねと言いますが、ヘレンちゃんはこのままでいいと言うのでした。
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今日はヘレンちゃんの誕生日ですが、一緒に祝ってくれる友達がいません。自分で自分のためにプレゼントを作ったり、絵を描いたり、歌を歌ったりしましたがちっとも嬉しくありません。
みんなと挨拶したり、一緒に遊んだりすれば良かったと後悔するヘレンちゃんは「たんじょうびはかなしいひ」と思うのでした。その時、窓をノックする音がして窓を開けてみると村のみんなが「お誕生日おめでとう」とお祝いに集まっていたのです。
ヘレンちゃんは嬉しかったけど何と言って良いか分かりません。でも、「たんじょうびってすてきなひ」と思いました。
そして、その夜村のみんなに誕生日をお祝いしてくれたお礼と、今までのお詫びと少しはへそまがりさんじゃなくなるように頑張ってみるという手紙を書いたのでした。