この本の内容紹介
ページをめくるたびに、海に似合うお客さんたちが「がたんごとん」と音を立てて走る機関車に乗り込んで海水浴場へ行くシンプルなストーリーです。
ページをめくるたびに、海に似合うお客さんたちが「がたんごとん」と音を立てて走る機関車に乗り込んで海水浴場へ行くシンプルなストーリーです。
| 作者 | |
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| 出版社 | |
| 対象年齢 | |
| タグ | |
| 本体価格 | 900円(税別) |
| サイズ/ページ数 | 18cm×18cm/20ページ |
| 発行日 | 2012年05月10日 |
| ISBN (商品コード) |
9784834027136 |
| シリーズ | がたん ごとん がたん ごとん |
前作「がたんごとん がたんごとん」が娘のお気に入りの絵本だったので、本屋で本作を見つけた時に、迷わず購入しました。
今回も切り絵のような味のあるイラストで描かれており、機関車やスイカなどの表情は、見れば見るほどかわいくて大好きです。
機関車と波の音が繰り返され、鮮やかな色彩と共に夏のワンシーンが見えてきます。
2歳の娘は、膝の上にのせて、「がたんごとん」と揺らしながら読むと、楽しかったようで大興奮でした。
4歳の娘は、情景をしっかり理解していて、「犬とカニが乗る場所なんてないよ!どうするの!」と慌てていました。先頭車に乗っている犬とカニを見た時は、安堵の表情を見せるとともに、「ここは乗ったらだめでしょ!」と注意していました。絵本の中とはいえ、ルールは守らないといけないと考えているようです。


この絵本はなんといっても擬音語の面白さが魅力的です。「がたんごとん」「ざぶんざぶん」といった、リズム感のある言葉の繰り返しは、子どもの耳に心地よく響くようで、自然と絵本の世界に引き込まれていきます。
また、シンプルなストーリーが子どもの想像力を刺激し、自らの物語を作り出すきっかけになると思います。
読み聞かせの際には、親子で一緒に体を揺らしたり、声を合わせて読んだり、自然とスキンシップの機会も生まれます。
何度読んでも飽きることなく、楽しく読めるこの絵本は我が家の大切な一冊となっています。