いちにちのりものの表紙

いちにちのりもの 絵:ふくべ あきひろ 絵:かわしま ななえ

この本の内容紹介

坊ちゃん刈りの男の子が乗り物ってかっこいいから、一日乗り物になってみようと乗り物に変身します。

まずは三輪車、手足が車輪になって背中がサドルになりました。その上にとても大きな男の子が乗ったので「ぬおおおおおおお つぶれる~ さんりんしゃっておもたいよぉ。」と言っています。

次はショベルカーで、シャベルのところが顔で、すくう場所が男の子の歯になっています。大きな石に歯が突き刺さって振動して「ガガガガガガガガガガガガガ ショベルカーってはがいたいよぉ。」とあります。

このように色々な乗り物になって、大変な思いをする男の子が最後には「のりものはやっぱり のるほうがいいかもなぁ。」と言うのでした。

作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 1400円(税別)
サイズ/ページ数 A4判変型上製/32ページ
発行日 2011年12月5日
ISBN
(商品コード)
9784569781877
シリーズ いちにちどうぶつ

皆さんのご感想

  • 面白い内容で娘と笑いながら読みました。

    一日ミキサー車になった男の子ですが、グルグル回るミキサーのところが顔になっています。すると「おえええええええ」と目が回って気持ち悪そうにコンクリートを吐き出している絵でした。

    このミキサー車の場面は、回るのを嫌う私のようで「おかあさんみたいと」娘が気に入っていました。

    最後にロケットになった男の子が、発射台の上で焼き芋を食べています。「3、2、1ブーーーーーーーーーッ!!!」とおならをしながら宇宙へ発射されている場面も娘は大喜びでした。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    娘は火曜日の出かける時間に、毎回見かけるゴミ収集車には関心を持って、ゴミが投げ込まれて、押し込まれていく様子をじーっと見ています。車にはあまり関心のない娘ですが、ゴミ収集車には親しみを感じているようです。

    絵本の中でごみ収集車になった男の子は口がゴミを入れる所になっていて「あがあがあがあがあが ごみしゅうしゅうしゃってあごがはずれるよぉ。」と涙目で訴えている絵があり、娘も共感していました。

    娘にはいつも絵本の中のように収集車が大変そうに見えていたのかもしれません。

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