この本の内容紹介
この絵本は、主人公の女の子ルルちゃんが、何でもかんでもいやだいやだと拒絶するところから始まります。
すると、お母さんや美味しいおやつ、大切なくまちゃんまでルルちゃんに向かっていやだと言い出してしまいます。
最後は、非常にシンプルながらも深い余韻を残すストーリーです。
この絵本は、主人公の女の子ルルちゃんが、何でもかんでもいやだいやだと拒絶するところから始まります。
すると、お母さんや美味しいおやつ、大切なくまちゃんまでルルちゃんに向かっていやだと言い出してしまいます。
最後は、非常にシンプルながらも深い余韻を残すストーリーです。
| 作者 | |
|---|---|
| 出版社 | |
| 対象年齢 | |
| タグ | |
| 本体価格 | 800円(税別) |
| サイズ/ページ数 | 17cm×17cm/24ページ |
| 発行日 | 1969年11月10日 |
| ISBN (商品コード) |
9784834002164 |
子育てをしていると、避けては通れないのがイヤイヤ期です。我が家の3歳の娘も、まさにその渦中にいます。何に対しても「いやだ!」が口癖。そんな日々の格闘の中で、少しでも次女自身が自分の姿を客観的に見られたらいいなという期待と、親である私自身の気持ちをリフレッシュしたいという思いから、この絵本を手に取りました。
読み聞かせを始めると、長女が真っ先に反応し、ルルちゃんがいやだいやだと怒っている姿を見て、「これ、妹にそっくり!」と大笑いでした。次女の方はというと、最初は自分のことだと言われて照れくさそうにしていましたが、最後にルルちゃんの泣いた顔をじっと見つめ、神妙な面持ちで聞き入っていました。
娘たちが特に気に入っていたのは、おやつや靴、くまちゃんたちがにいやだと言って逃げていくページです。5歳の長女は、食べることが大好きな次女をからかうように「あーあ、おやつがいなくなっちゃったよ」と言い、次女は「だめー!待ってー!」と絵本の中のおやつを追いかける真似をしていました。おやつたちが悪い子のお口には行かないと宣言するシュールな展開が、子どもたちにはとても面白く、かつ印象的に映ったようです。


親の目線から見たこの絵本の魅力は、何といってもお母さんだっていやだって言っていいんだと肯定してくれる安心感にあります。日々のイヤイヤに疲弊しているとき、絵本の中のお母さんが「それならかあさんもいやだっていうわ」と毅然と言い放つシーンを読むと、不思議と私の心もスッと軽くなります。
この本は、単にしつけのための道具ではありません。読み聞かせを通じて、子どもは自分を客観視するきっかけを、親はどこの家庭も同じなんだという共感を得ることができます。