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もくもくやかん 作・絵:かがくい ひろし

この本の内容紹介

日照りが続いて、みんなが困っていた時にやかんに、急須、ポットにじょうろがみんなで準備運動をしています。そして、みんなで大きく息を吸って、息を止めて、ためてぷしゅーっとお湯を沸かします。するとだんだんと煙があがり、その煙がどんどん大きくなっておおきな雨雲になりました。

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するとポツンと雨が降りました。そしてザザザザザーっと大雨になり、カッパやカエル、クマや百姓などたくさんの生き物が喜びました。そして、その雨の中頑張ったやかんたちはお茶を飲んでいます。というお話です。

作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 1500円(税別)
サイズ/ページ数 AB(判型)/32ページ
発行日 2007年5月18日
ISBN
(商品コード)
9784061323537

皆さんのご感想

  • 我が家はやかんでお湯を沸かして沸騰すると「ぴーっ」と笛が鳴るようになっています。娘はこの絵本を読んでから、沸騰して煙があがるやかんを見ると「雨が降るね~」ということがあります。

    そのくらい、やかんや、急須が雨を降らせている場面が印象的だったようです。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    娘は雨だと遊びに行けなくなるし、両親も雨は嫌だと口にしがちで、雨はいいものではないという印象が強いようです。でも、この絵本の中でカエルやカッパなどの生き物が雨を喜んでいる様子を見て、「雨の水は大切な物」という思いも感じたようです。

    ベランダで育てている植物に水をあげる時も「お水だよ、はい、どうぞ」と声をかけるようになりました。この絵本は楽しい表現で色々な事を娘に感じさせてくれたようです。

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