この本の内容紹介
この絵本は一本のナイフしか出てきません。ナイフがページをめくる度に手品のように形を変えていきます。
ナイフがねじれてぐにゃぐにゃになったり、どろどろと溶けてしまったり、風船みたいに膨らんで最後には割れてしまう不思議な絵本です。
この絵本は一本のナイフしか出てきません。ナイフがページをめくる度に手品のように形を変えていきます。
ナイフがねじれてぐにゃぐにゃになったり、どろどろと溶けてしまったり、風船みたいに膨らんで最後には割れてしまう不思議な絵本です。
作者 | |
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出版社 | |
対象年齢 | |
タグ | |
本体価格 | 900円(税別) |
サイズ/ページ数 | 20×27cm/28ページ |
発行日 | 1997年2月5日 |
ISBN (商品コード) |
9784834014075 |
言葉も少なく、娘も自分で読むことが出来ました。色々な表現が出てきて、言葉で説明するよりも、娘には絵で見ることで伝わりやすくなる事を改めて実感させられます。リアルな絵で本当にこういうナイフがあるかと思ってしまうほどです。
ナイフが「ほどける」ページはナイフの先の方が糸のようにほどけており、娘はこの絵を見て「ほどける」を理解したようです。娘の履いているズボンの裾から糸が出ていたで、私が処理しようと糸を引っ張ろうとすると「ほどけちゃうよ~!」と娘が心配していました。
ナイフの「ほどける」を連想したようで、「大丈夫だよ」と説明しても納得しないので、その糸をはさみで切ると娘は安心していました。
娘は本当の料理をしたくて仕方ないのですが、まだ包丁や火を使うような手伝いは危ないのでさせていません。
でも、ナイフならやわらかい食材なら危険が少なく切ることが出来るのかもしれないと、この絵本を読んでて気が付きました。絵本の中では本来のナイフの役割が描かれていませんが、これだけナイフが描かれているので存在を再確認しました。
この絵本は単純な内容なのですが、色々な事を知ったり、気付かせてかせてくれた大切な絵本になりました。