ねこざかなのはなびの表紙

ねこざかなのはなび 作・絵:わたなべ ゆういち

この本の内容紹介

ねことさかなはお互いに大好きなので、時々ねこは魚の中に入って「ねこざかな」になります。

ねこざかなが浜辺でタコの子ども達と遊んでいると、タコのお母さんが今夜さざえじまの港で花火大会があると教えてくれました。

ねこざかなは喜んで海を泳いでさざえじまの港まで行くと、辺りはイカやカメ、ペンギンなどが集まって来ていてみんなワクワクしています。

日が暮れて、暗くなると何だか辺りが生暖かい空気に包まれてきました。ねこざかなが周りを見渡すとお腹を空かせたサメ達に囲まれていたのです。

驚いたねこざかなは怖くて花火どころではなくなってしまいました、、、とその時にバーン、バーンと一斉に花火が上がりました。「ギャー!!」とびっくりしたねこがさかなの口から飛び出してしまいました。

別の場所でさかなが待っていてくれて、またねこざかなになって花火を見ました。

サメ達も今夜はごちそうよりも花火に夢中になったので、みんな安心して花火を楽しむことが出来たのでした。

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作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 1200円(税別)
サイズ/ページ数 23×24cm/24ページ
発行日 2011年6月
ISBN
(商品コード)
9784577039250
シリーズ ねこざかなのたんじょうび ねこざかなのたまご

皆さんのご感想

  • 娘は「ねこざかな」が好きなので、読みだすと夢中になって見ていました。花火が打ちあがる場面はしかけになっていて、花火が飛び出すように立体に打ちあがります。

    そして、その花火が花開くと同時に、ねことさかながバラバラになってしまうようになっています。そして、花火の周りの紙がギザギザになっているので、紙がこすれ合って「バリバリバリ、、、」と音が出るようになっているのです。

    娘はそのページが気に入って何度も何度もページを開いては閉じ、開いては閉じして楽しんでいました。花火が打ちあがるのも楽しいようですが、ねこがさかなの口から飛び出してしまう様子が面白いようで、その部分をじっと見ながら楽しんでいました。

    そのページは本当に良く出来ているなと私も娘と一緒になって何度も開いて、作りを観察してしまいました。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    ねこざかながサメに囲まれている場面は娘の苦手なページで、その場面は「こわいこわい!」と大騒ぎしていました。

    サメのページになるとその場から逃げ出すのですが、そのすぐ次のページが花火のページなので走って戻ってくるので忙しいです。

    花火のページを繰り返し見ている時も、サメの姿が少しでも見えると「こわい~!」と叫んでは花火を見るの繰り返しで、最後には「うるさい」と言ってしまったほどです。

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