この本の内容紹介
世界的に有名なおばけのバーバパパの誕生を描いたお話です。
フランソワの庭で生まれたバーバパパは、おおきすぎるという理由で動物園へいくことになります。
そこでバーバパパは自分の体の形を変えられることに気づき、動物の真似をして友達を作ろうとしますが、勝手におりをでたことで怒られ、動物園からも追い出されてしまい、街へと繰り出していきます。
世界的に有名なおばけのバーバパパの誕生を描いたお話です。
フランソワの庭で生まれたバーバパパは、おおきすぎるという理由で動物園へいくことになります。
そこでバーバパパは自分の体の形を変えられることに気づき、動物の真似をして友達を作ろうとしますが、勝手におりをでたことで怒られ、動物園からも追い出されてしまい、街へと繰り出していきます。
作者 | |
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出版社 | |
対象年齢 | |
タグ | |
本体価格 | 1000円(税別) |
サイズ/ページ数 | 23cm×26cm/32ページ |
発行日 | 1972年6月 |
ISBN (商品コード) |
9784032021301 |
この絵本を選んだ理由は昔に自分も読んだことがあり、懐かしくて息子にも読んであげたいと思ったからです。息子はバーバパパのことを「なにこれ?へんなの…ほんとにおばけかよ」と言っていました。
特に好きなのはバーバパパが火事にかけつけて消防士たちのお手伝いをするページです。階段の形になって人々を避難させているところがお気に入りです。
おばけといっても心やさしく、可愛いピンク色のバーバパパは息子のなかのおばけのイメージとは違ったものだったようですが、一緒に読むことができて嬉しかったです。
私がこの絵本を選んだ理由は、自分が小さい頃に読んで好きだった絵本を子どもにも読んであげたいと思ったからです。
読み聞かせをする時におばけ、と聞いて「怖い?」と心配していましたが、心優しいバーバパパにすぐ惹かれていたように感じます。
「バーバパパ泣いてるね」と心配したり、バーバパパがおうちを作ってもらったページでは「よかったね」と言ったりしていて、息子も優しい気持ちでみてくれていました。
子どものお気に入りのページは、火事が起きたシーンで、バーバパパが体を階段の形に変えて、人々を建物から助けるところです。背中が階段になるという発想が面白かったようです。
バーバパパの魅力は、やはりその大きさと、形を変えられる特性です。ピンチから助けてくれるヒーローみたいであり、一緒に遊んでくれる友達である存在。
バーバパパが実際いたらなんの形になってもらおう?ワクワクさせてくれるところが、読んでいて楽しいなと思わせてくれる一冊です。