おふろにいれて作・絵：せなけいこ

りゅうちゃんという男の子がお風呂に入っていると、まどから誰かがのぞいています。まどにいぬの形の影がみえます。「ぼくも　いれてくださな」「どうぞ　どうぞ　おはいりなさい」とりゅうちゃん、元気にいぬがお風呂に入ってきました。

次々にねこやうさぎがまどからお風呂に入ってきます。するとまどに丸い頭の影がみえます、やって来たのはおばけでした。りゅうちゃんやいぬ、ねこはびっくりして逃げ出してしまいます。

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でも、おばけは魔法でお風呂を大きくしてくれました。大きくなったお風呂にさらにぞうやきりんなどの動物も加わってみんなで仲良くお風呂に入るというお話です。

作品情報

この絵本は昭和４９年に紙芝居として作られたものを２０１３年に絵本化したものです。保育士時代には紙芝居でよく読んでいました。

１，２歳児の子ども達はたくさんの動物が出てきて、おばけも出てくるので大好きでした。

おばけが出てきてみんなが逃げる時には子ども達も一緒になって「キャー」と声をあげて楽しんでいた様子が思い出されます。
娘はすぐに気に入って、いぬやおばけの影を見て当てっこをして楽しんでいました。内容も簡単なものなので、絵を見ながら私に何度も読んでくれました。

長い間愛されているお話は、いつでも子ども達を惹きつける物なのだなと思いました。