せんたくばさみの サミーの表紙

せんたくばさみの サミー

この本の内容紹介

洗濯ばさみのサミーは、まみちゃんという女の子の家族の洗濯物を乾かすのが仕事です。今日は、明日の遠足に被っていく、まみちゃんのお気に入りの赤い帽子をはさんで乾かしています。

ところが強い風が吹いて、赤い帽子がサミーから外れて飛んで行ってしまったのです。サミーはすぐに帽子を追いかけて、小川の側で赤い帽子を見つけました。でも、その帽子をからすが先に見つけて返してくれません。

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困ったサミーはカラスの足をはさんだので、カラスは痛がって帽子を置いて逃げていきました。サミーは帽子を取り戻しましたが、帽子は泥だらけになってしまいました。

サミーは帽子のゴムをはさんで、サミーが木の枝にくっついて小川で帽子を洗いました。そして今度は帽子のゴムを木の枝に引っ掛けて、「帽子ロケット」になってまみちゃんの家まで帰って来ました。飛んでいる間に帽子はすっかり乾いてまみちゃんは喜んでいました。

作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 1300円(税別)
サイズ/ページ数 20cm×27cm/24ページ
発行日 2018年7月
ISBN
(商品コード)
9784790253600

皆さんのご感想

  • 洗濯ばさみのお話で娘も喜んでいました。最近洗濯の手伝いをしてくれる娘に、洗濯ばさみのハンガーに干してくれたり、そこから外して取り込むことを主にやってもらっています。

    気分が乗った時だけではありますが、随分上手にできるようになり助かっています。洗濯ばさみの気持ちがあるのを想像して、風の強いときに自分の洗濯物がなくなっていないのは、家の洗濯ばさみが頑張っているんだと嬉しそうに言っていました。

    娘は何気なく通り道に干してある洗濯物を見て、以前はかわいいタオルだとか言っていましたが、この絵本を読んでからは風の強い日には洗濯ばさみが頑張ってるというようになりました。同じものでも今までとは少し違って視点で見られるようになって面白いなと感じました。

    人物のイラスト
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