ワニが大きく口を開けている表紙をめくると、「みにくいあひるのこ」の物語の表紙が出てきますが、その題名の上に赤い大きな字で「そーっとそーっとひらいてみよう」というこの絵本の題名が書かれています。
次のページをめくるとみにくいあひるのこのお話が始まるのですが、よく見るとページの端にワニのしっぽが見えています。この絵本の中に入ってきてしまったワニを追い出そうというのです。
ワニはやりたい放題で、絵本の絵をやぶいたり、文字を食べてしています。ワニを追い出すために、あの手この手で追い出そうとしますがなかなか上手くいかなくて...
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| タグ | |
| 本体価格 | 1500円（税別） |
| サイズ／ページ数 | B4判／32ページ |
| 発行日 | 2017年6月 |
| ISBN （商品コード） |
9784872909685 |
表紙のワニの姿に始めは怖がっていた娘ですが、読み始めると面白いと大喜びで絵本をゆすったり、振ったりして楽しんでいました。
途中ワニが眠っている隙に怖いワニを可愛くしようとクレヨンでバレエのチュチュやトウシューズや、リボンを描いたりする場面があって娘は大笑いしていました。
そして、ワニが走り出して、絵本の端っこにぶつかる場面も喜んで見ていました。とにかく面白い設定で娘は何度も何度も見ては笑ったり、絵本を振ったりして楽しんでいました。
娘は絵本などで怖いキャラクターの事が多かったり、実際に動物園で見た大きなワニの迫力に驚き、ワニを怖がっていました。この絵本のワニも可愛らしいワニではなく、怖い絵ではあるのですが、楽しい絵本なので娘はワニに親近感を持てたようです。
ワニやサメが出ているだけで怖がって、絵本やアニメなどを見ないところがある娘ですが、見てみると面白かったり、怖くないこともあると知ることが出来て良かったです。
始めから決めつけないで「見てみないとわからない」「やってみないとわからない」と普段から娘に伝えています。始めは怖いと思っていた本がこんなに面白く、楽しい絵本だと読んでみて分かったので、娘も普段から私達が言うことに実感が持てたようでした。
たのしい
どうぶつ
