たんぽぽねこ

ねこがたんぽぽの綿毛を見つけていいことを思いつきました。布団を縫ってその中にたくさん集めた、たんぽぽの綿毛を詰めたのです。

ふわふわな布団が出来て、気持ちよく寝ているところに風が吹いてきました、すると急に綿毛の布団が暴れだして、窓から飛び出したのです。

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ねこも布団にしがみついて飛んで行きます。地面につくと布団の中で綿毛たちが「だしてくれ～」「そとにでたいよ～」と訴えます。

たんぽぽの種なので、地面に降りて花を咲かせたいと言うのです。ねこは布団から綿毛たちを出してあげたのでした。

作品情報

とても、かわいらしいお話で娘も気に入ったようです。ねこの布団が飛ばされてしまう場面が気にいったようで、「たすけてにゃ～」と言いながら見ていました。

綿毛が布団から出たがるのも意味を理解したようで、背表紙のたんぽぽ畑をみて「たんぽぽになったね～」と喜んでいました。物語を理解する力が少しついたようで、こちらも驚かされました。

この絵本の中の綿毛を見て、そのことを思い出して「ふ～ってするのむずかしかった」と話していました。「次に綿毛が出てくるころには上手に出来るよ！」と話し、やる気になっていました。

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