この本の内容紹介
主人公のネコのえびおくんが誕生日にもらった特別な浮き輪を使って、夜空へと冒険に出るというファンタジー作品です。
えびおくんは満月の夜に浮き輪で飛び立ち、空を飛びながらおじいちゃんとも再会し、初めての海を体験します
主人公のネコのえびおくんが誕生日にもらった特別な浮き輪を使って、夜空へと冒険に出るというファンタジー作品です。
えびおくんは満月の夜に浮き輪で飛び立ち、空を飛びながらおじいちゃんとも再会し、初めての海を体験します
作者 | |
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出版社 | |
対象年齢 | |
タグ | |
本体価格 | 1400円(税別) |
サイズ/ページ数 | 25cm×25cm/32ページ |
発行日 | 2011年7月 |
ISBN (商品コード) |
9784893095237 |
「うきわねこ」を手に取った理由は、タイトルだけで引き込まれるような魅力があったからです。「単なる動物のストーリーとは違う、何か特別な物語なのではないか?」と、一目見た瞬間から興味をそそられました。
調べてみると、子どもの想像力を豊かにする作品として評判も高かったので、期待しながら手に取りました。
夢のような一夜の出来事が描かれており、子どもの好奇心をくすぐる要素が満載です。
読み聞かせを始めると、案の定、娘は目を輝かせて物語の世界に引き込まれていきました。特に、えびおくんが浮き輪で空に浮かび上がるシーンでは、「うわぁ!飛んでる!私も乗りたい!」と、興奮気味に声を上げていました。
大きな魚を焼いて食べるシーンが、娘の心に強く残ったようです。「あんな大きな魚、本当に釣れるの?美味しいのかな?」と言いながら、本に描かれた焼かれた魚に顔を近づけ、匂いを嗅ごうとする仕草がなんとも可愛らしかったです。
この絵本は子どもの想像力を育む素晴らしい作品だと感じました。現実にはあり得ないファンタジーの世界を通して、子どもは自由な発想や夢を持つことの大切さを学ぶことができるのではないでしょうか。
また、おじいちゃんとえびおくんの温かい交流は、家族の絆や愛情を再認識させてくれます。
現実では体験できない冒険を、想像力豊かに楽しむ娘の姿に、絵本の持つ力を実感しました。時には非日常的な冒険を通じて、子どもたちの心に特別な思い出を残すことの大切さを、この絵本は教えてくれているように思います。