この本の内容紹介
もうすぐ6歳になるあやちゃんが、お母さんから自分が生まれた日のことを聞かせてもらうお話です。
予定日を過ぎてもなかなか生まれてこなかったあやちゃんを、お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんを含めた家族みんなが、今か今かと首を長くして待ちわびる様子が温かく描かれています。
もうすぐ6歳になるあやちゃんが、お母さんから自分が生まれた日のことを聞かせてもらうお話です。
予定日を過ぎてもなかなか生まれてこなかったあやちゃんを、お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんを含めた家族みんなが、今か今かと首を長くして待ちわびる様子が温かく描かれています。
| 作者 | |
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| 出版社 | |
| 対象年齢 | |
| タグ | |
| 本体価格 | 1200円(税別) |
| サイズ/ページ数 | 27cm×20cm/32ページ |
| 発行日 | 1999年1月15日 |
| ISBN (商品コード) |
9784834014068 |
5歳の長女と3歳の次女に読み聞かせたところ、二人とも非常に興味深そうに見入っていました。3歳の次女はまだお話のすべてを理解するのは難しいようでしたが、赤ちゃんが登場するシーンでは「赤ちゃんかわいいね」と声をあげ、自分の赤ちゃんの時の写真と見比べたりしていました。
娘たちが特に好きだったページは、無事に赤ちゃんが生まれ、家族みんなが笑顔で覗き込んでいる場面です。自分たちも同じように、多くの大人たちに「生まれてきてくれてありがとう」と迎え入れられたことを感じ取ったのか、とても幸せそうな表情を浮かべていました。
特に、あやちゃんが最後に「ケーキ作ってよ、絶対だよ」と誕生日の約束をするシーンは、娘たちもお気に入りで、よく真似をして楽しんでいます。


この絵本の大きな魅力は、実際の出産に伴う壮絶な痛みや苦しみを一切表現していない点にあります。その代わりに、赤ちゃんの元気な声が響き渡った瞬間の喜びが丁寧に描かれており、読み手としても「赤ちゃんの声が聞こえた」という表現には、当時の記憶が呼び起こされて思わずじーんとしました。
親の目線から見ると、この絵本は日々の忙しさの中で忘れがちな「初心」を思い出させてくれます。読み進めるうちに自分の子供たちを初めて抱き上げた時の感動が蘇り、自然と穏やかな声で語りかけることができました。また、単に知識として誕生を知るだけでなく、「あなたは生まれる前からこれほどまでに愛されていたのよ」というメッセージを、押し付けがましくなく伝えられる点も素晴らしいと感じます。
娘がもうすぐ誕生日を迎えることもあり、命の尊さや自分がどれほど愛されて生まれてきたのかを伝えたくて、この絵本を選びました。特に主人公のあやちゃんと同じ年の長女には、当時の感動を分かち合いたいという思いがありました。
「あなたの誕生を家族みんなが喜んだのよ」という想いが、この絵本を通じて娘ににしっかりと伝わっていることを願っています。子供のお誕生日や、新しい家族が増えるタイミングに、ぜひ親子で手に取ってほしい一冊です。
