この本の内容紹介
こぐまがお散歩に出かけ、道中で出会う花やすずめ、犬といった身近な生き物たちに、一つひとつ丁寧に「こんにちは」と挨拶をして回るというストーリーです。特別な大事件が起きるわけではありませんが、日常の何気ない交流が温かいタッチで描かれています。
こぐまがお散歩に出かけ、道中で出会う花やすずめ、犬といった身近な生き物たちに、一つひとつ丁寧に「こんにちは」と挨拶をして回るというストーリーです。特別な大事件が起きるわけではありませんが、日常の何気ない交流が温かいタッチで描かれています。
| 作者 | |
|---|---|
| 出版社 | |
| 対象年齢 | |
| タグ | |
| 本体価格 | 1000円(税別) |
| サイズ/ページ数 | 22cm×21cm/24ページ |
| 発行日 | 1980年6月1日 |
| ISBN (商品コード) |
9784834007831 |
読み聞かせを始めると、娘たちはすぐにこぐまの世界に引き込まれました。3歳の次女は、こぐまが挨拶をするたびに、自分も深々とお辞儀をして「こんにちは!」と元気いっぱいに真似をしています。長女は、こぐまの行動を静かに見守りながら、「あ、次は猫ちゃんだよ」と、次に何が出てくるかを楽しみながら教えてくれました。
子どもたちが特に喜んでいたのは、お父さんが登場するラストのページです。こぐまが「パパ、パパ、パパ、パパ、こんにちは!」と駆け寄り、お父さんに高く抱き上げられるシーンでは、二人から「いいなー!」と歓声が上がりました。また、お母さんに挨拶をしたときに「かわいい、かわいい!」と頬ずりされる場面も大好きで、読み聞かせるたびに「私にもやって!」と甘えてきます。


この絵本の魅力は、単に挨拶の習慣を教えるだけでなく、挨拶を通じた心の通い合いを自然に描いている点にあります。言葉を覚えたての時期は、自分から発した言葉に誰かが応えてくれるだけで、子どもにとっては大きな喜びです。
親の目線から見ると、この本は大人にとっても挨拶の原点を思い出させてくれる一冊です。忙しい毎日の中で、つい無機質な挨拶になってしまいがちですが、くまくんのように相手の顔を見て、心から「こんにちは」と言うことの心地よさを再認識させられます。
読み聞かせを通じて、子どもたちの礼儀正しさを育むとともに、親子のスキンシップも深めてくれる一冊だと感じました。これからも、日常の中で「こんにちは」の笑顔を大切にしていきたいと思える、素敵な読書体験となりました。