この本の内容紹介
絵本が好きで、きれい好きで、くつを左右きちんとそろえて履くかいじゅうの子どもがいました。
かいじゅうの両親はもっと暴れん坊で、ちらかすようなかいじゅうらしい子になって欲しくて泣きながら「こんなかいじゅうみたことない」と言いました。
そこで、人間の子どもがいる保育園に預けることにしました。そこには、どろんこかいじゅう、ちらかしかいじゅう、ぶっこわしかいじゅうがいました。それをみて怪獣の子は「こんなかいじゅうみたことない。」と言いました。
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でも、保育園の子はかいじゅうが転んだら慰めてくれたりしてちょっぴり優しいのです。そして、かいじゅうの子は火を噴くようなかいじゅうらしいかいじゅうの子になりました。
木の上で困っているネコを助けてあげるちょっぴり優しいかいじゅうなので、町の人は「こんなかいじゅうみたことない。」と言うのでした。