この本の内容紹介
お魚もお人形も、何でもくずかごにポイ!と捨ててしまう女の子は、くずかごおばけに捕まって捨てた物たちに追いかけられます。夢中で逃げてねずみの穴からやっと抜け出す、という怖い思いをするお話です。
お魚もお人形も、何でもくずかごにポイ!と捨ててしまう女の子は、くずかごおばけに捕まって捨てた物たちに追いかけられます。夢中で逃げてねずみの穴からやっと抜け出す、という怖い思いをするお話です。
| 作者 | |
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| 出版社 | |
| 対象年齢 | |
| タグ | |
| 本体価格 | 1800円(税別) |
| サイズ/ページ数 | 21cm×18.5cm/28ページ |
| 発行日 | 1975年8月10日 |
| ISBN (商品コード) |
9784494004034 |
この絵本を選んだ理由は、以前読んだせなけいこさんの『ねないこはわたし』の中に出てきて、息子が好きそうだなと思ったからです。
特に好きなのは、くずかごから黒い手が伸びて女の子が「きゃあ~」と捕まるページです。息子は鬼ごっこが好きなので、捨てた物たちに手足が生え、怒って追いかけてくるところがお気に入りです。


息子は、この女の子とは逆に壊れたり古くなったりしても、何でも取っておくタイプなので、こんなにポイポイと捨ててしまうことが本当に信じられないといった様子でした。
子供の頃「物を大事にしないともったいないおばけが出る」などと言われたことを思い出しました。罪悪感というよりも、どちらかというとこだわりから物を捨てられない息子ですが、くずかごおばけには縁がなさそうだなと思いました。