この本の内容紹介
深い深い海の底が舞台のこの絵本。深海に住む生物たちは、長い間食べ物に恵まれずお腹をすかして暮らしていました。
そこへ力が尽きた大きなクジラが沈んできました。クジラの肉の匂いをかぎつけてやってきたユメザメはがぶりとかぶりつき、コンゴウアナゴはユメザメの噛んでできた穴から肉を食べ、タカアシガニやウニ、ダイオウグソクムシもやって来ます。
クジラは、他の生き物たちがいのちを繋いでいくのです。
深い深い海の底が舞台のこの絵本。深海に住む生物たちは、長い間食べ物に恵まれずお腹をすかして暮らしていました。
そこへ力が尽きた大きなクジラが沈んできました。クジラの肉の匂いをかぎつけてやってきたユメザメはがぶりとかぶりつき、コンゴウアナゴはユメザメの噛んでできた穴から肉を食べ、タカアシガニやウニ、ダイオウグソクムシもやって来ます。
クジラは、他の生き物たちがいのちを繋いでいくのです。
| 作者 | |
|---|---|
| 出版社 | |
| 対象年齢 | |
| タグ | |
| 本体価格 | 1800円(税別) |
| サイズ/ページ数 | 25.1cm×25.6cm/40ページ |
| 発行日 | 2024年9月4日 |
| ISBN (商品コード) |
9784494015993 |
大きなクジラが描かれた表紙に惹かれ、7歳の長男と図書館で選んで借りてきました。
初めは、クジラが主役の話なのかなと想像していました。ですが、思いがけず「いのち」の話だったので、驚きました。


ユメザメ、コンゴウアナゴ、タカアシガニ……それぞれの生物たちが、クジラのもとへ来る順番にも意味があることに気付いた息子は、骨になったクジラを見て「もう食べるところないね」と言っていました。ですが、骨もホネクイハナムシにとって食べ物になることがわかると「すごい……」と呟く様子がありました。
巻末に、この絵本に登場した深海の生物たちについて図鑑のように載っています。食べつくされた骨もまた、深海では役割があることに驚いたママと息子でした。