この本の内容紹介
今日は12支の動物たちが通っている「じゅうにしえん」で、作品展があります。みんながバタバタ準備をして落ち着きのない様子をみたへびちゃんは、みんなを笑わせようとしました。
へびちゃんは、たつくんのリアルな自画像を見てとらくんが怖がっているところと、うさぎちゃんがうまくんの作品を運んでいる時に転びそうになったのを見ました。へびちゃんはその様子を、ほかのみんなに面白おかしく話して歩いてしまい...
今日は12支の動物たちが通っている「じゅうにしえん」で、作品展があります。みんながバタバタ準備をして落ち着きのない様子をみたへびちゃんは、みんなを笑わせようとしました。
へびちゃんは、たつくんのリアルな自画像を見てとらくんが怖がっているところと、うさぎちゃんがうまくんの作品を運んでいる時に転びそうになったのを見ました。へびちゃんはその様子を、ほかのみんなに面白おかしく話して歩いてしまい...
作者 | |
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出版社 | |
対象年齢 | |
タグ | |
本体価格 | 1000円(税別) |
サイズ/ページ数 | 19.7cm×20.5cm/40ページ |
発行日 | 2012年11月 |
ISBN (商品コード) |
9784591131213 |
この絵本はしかけ絵本になっています。短くなっているページをパタパタとめくると、へびちゃんがあちこちの友達に噂を言って回っているところが、右に左に向きを変えられるようになっています。
何度もパタパタめくると、本当にあちこちに噂を言いふらしているおしゃべりな子に見えます。娘は面白がって何度もパタパタページをめくって楽しんでいました。
この絵本を読んで、娘も友達との関係の中で人の事を悪く言うことは良くないことだと漠然と感じているようでした。言われるのも、人の事を悪く言うことも嫌な気持ちになるねと話しました。
へびちゃんは最後に上手く「ありがとう」や「ごめんね」が言えない友達の間に入って、代わりに伝えてあげることで仲直りさせてあげたりしています。人の事を言うということで、良いこともあるということも感じていました。
少し娘には難しいと感じたことではあると思いますが、この先、人と関わっていくうえではとても大切なことが詰まっている絵本だと思いました。絵本を読んで改めて、「口は禍の元」本当に気を付けなければいけないなと思いました。