この本の内容紹介
広い海のなかで、小さな赤い魚の兄弟達が楽しく暮らしていました。でも、そのなかに一匹だけ黒い魚がいました。名前は「スイミー」泳ぐのが誰よりも速いです。
ところがある日大きなマグロが凄い速さでやって来て、赤い魚の兄弟達を一匹残らず飲み込んでしまったのです。逃れたスイミーは一匹になり、とても悲しく寂しい気持ちで暗い海のそこを泳ぎます。
泳いでいるうち、海の中で面白いものを見て元気を取り戻していくと、自分のとそっくりな魚の兄弟達に出会い...
広い海のなかで、小さな赤い魚の兄弟達が楽しく暮らしていました。でも、そのなかに一匹だけ黒い魚がいました。名前は「スイミー」泳ぐのが誰よりも速いです。
ところがある日大きなマグロが凄い速さでやって来て、赤い魚の兄弟達を一匹残らず飲み込んでしまったのです。逃れたスイミーは一匹になり、とても悲しく寂しい気持ちで暗い海のそこを泳ぎます。
泳いでいるうち、海の中で面白いものを見て元気を取り戻していくと、自分のとそっくりな魚の兄弟達に出会い...
作者 | |
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出版社 | |
対象年齢 | |
タグ | |
本体価格 | 1456円(税別) |
サイズ/ページ数 | 28.0×22.0cm/32ページ |
発行日 | 1969年4月1日 |
ISBN (商品コード) |
9784769020011 |
娘がとても気に入って、小さくてもみんなで集まって魚みたいになって凄いと感心していました。
水族館でも、実際に見たイワシが群れになって泳いでいる事もすぐにスイミーの話と結び付いて、喜んでいました。
娘は、この本を読んでから、生き物の動きには敵から身を守ったり、仲間を守ったりするなど理由があるということが段々と分かってきていて、テレビや本などで動物の話をしているときはとても熱心に見ています。
この絵本を選んだ理由は、息子と国語の教科書で読んで以来だったので、久しぶりに読みたいと思ったからです。
息子ははじめ、国語の教科書のイメージがあったからか「えー、スイミー?」と乗り気ではなかったのですが、1度読んだらすっかり気に入って、翌日もまた読んでとせがみました。
息子が特に好きなのはくらげが出てくるページです。グッズを集めるほどくらげが大好きなので、スイミーに対しての大きさに驚いたり、「虹色なんて見てみたい」とお気に入りです。
改めて1冊の絵本として読むと、教科書で読んだときよりも絵や文章の美しさが印象的でうっとりしました。息子は『おんがくねずみジュラルディン』も好きなので、他のレオ=レオニさんの作品も少しずつ読んでいきたいなと思いました。