この本の内容紹介
ハリーは黒いぶちのある白い犬です。ある日、家の人がハリーをお風呂に入れようとしたので、お風呂が大嫌いなハリーはブラシを持って逃げ出して、ブラシを裏庭に穴を掘って埋めました。そして、そのまま家から抜け出して外へ出ました。
工事現場で泥だらけになって遊んだり、鉄道線路の橋の上で通った機関車の煙ですすだらけになって、それからもたくさん遊んで真黒になりました。たくさん遊んだハリーは 白いぶちのある黒い犬になってしまったのです。
そして、お腹の空いたハリーが家へ帰るとお家の人がハリーを探しているところでした。でも、白いぶちのある黒い犬になってしまったハリーを見てもハリーと気が付きません。ハリーは出来る芸を見せたりして、自分がハリーだと知らせようとしましたがお家の人は全く気が付きません。
困ったハリーは庭に埋めたブラシの事を思い出して、掘り出してブラシをくわえてお風呂場に行きました。お家の人が洗うと、ハリーは元の黒いぶちのある白い犬に戻りました。お家の人もハリーが戻ってきたと大喜びしました。