この本の内容紹介
「おには〜そと、ふくは〜うち」の豆まきの日、子ども達は鬼のおめんを作っています。
そらいろのおに、きいろのおに、ももいろのおに。子ども達は好きな色の鬼を作りますが、お腹の中を覗いてみると「ほうら いた!」。お面と同じ色の鬼がそれぞれのお腹の中にいるのです。
めんどくさがりやの鬼、くいしんぼうの鬼、泣き虫みたいな鬼……。へそまがりのごろちゃんの鬼は、真っ赤な鬼。ごろちゃんは、みんなと違うことをして「おには〜うち。おには〜うち。」と言って豆をぼりぼり食べてしまいます。
子ども達のお腹から追い出された色々な鬼は一気にごろちゃんのお腹の中へとびこみました。