おなかのなかに おにがいるの表紙

おなかのなかに おにがいる

この本の内容紹介

「おには〜そと、ふくは〜うち」の豆まきの日、子ども達は鬼のおめんを作っています。

そらいろのおに、きいろのおに、ももいろのおに。子ども達は好きな色の鬼を作りますが、お腹の中を覗いてみると「ほうら いた!」。お面と同じ色の鬼がそれぞれのお腹の中にいるのです。

めんどくさがりやの鬼、くいしんぼうの鬼、泣き虫みたいな鬼……。へそまがりのごろちゃんの鬼は、真っ赤な鬼。ごろちゃんは、みんなと違うことをして「おには〜うち。おには〜うち。」と言って豆をぼりぼり食べてしまいます。

子ども達のお腹から追い出された色々な鬼は一気にごろちゃんのお腹の中へとびこみました。

作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 1000円(税別)
サイズ/ページ数 22cm×20cm/40ページ
発行日 1982年
ISBN
(商品コード)
9784893251817

皆さんのご感想

  • 7歳の長男が、通っていた保育園で5歳の時に読んでもらってから、実は少し苦手になってしまったこの絵本。節分行事での鬼の記憶も薄れた時期に、改めて読んでみることにしました。

    終わり方が、当時5歳だった長男は怖かったようで当時の気持ちを吐き出していました。今は、怖さの面白さに気付いたので3歳の次男に「次男のお腹にも鬼いるんちゃう〜?ピンクの鬼〜」と、少し意地悪そうな笑顔で次男に話しかける姿がありました。

    3歳の次男は、鬼がお腹の中にいるということを信じたようで「ぼくも、おにはそとしないと!」と楽しそうにしていました。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    節分の時期の絵本ではありますが、時期がはずれても、経験したことを思い出しながら読むこともできました。

    また、鬼=怖いとなりがちですが、ここに登場する鬼たちは風貌や表情が柔らかいので、3歳でも(3歳だからこそ?)怖がることなく、節分について伝えることができると思いました。

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