おててがでたよの表紙

おててがでたよ

この本の内容紹介

ほっぺの赤い可愛らしい赤ちゃんが、ダブダブの大きな服の中にすっぽりと隠れた状態から始まります。「おててはどこかな?」という問いかけとともに、手、頭、顔、足が順番に服から飛び出してくる様子が描かれています。

作品情報

作者
出版社
対象年齢
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本体価格 900円(税別)
サイズ/ページ数 18cm×18cm/20ページ
発行日 1986年6月20日
ISBN
(商品コード)
9784834006834

皆さんのご感想

  • 物語の概要は非常にシンプルですが、お着替えという日常の何気ない一コマが、赤ちゃんにとっては大冒険であり、立派なストーリーになっているのがこの本の凄さです。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    読み聞かせを始めると、娘たちはまるで「いないいないばあ」を楽しむかのように大盛り上がりでした。3歳の次女は、「うんうん」と真剣に聞き入りながら、絵本の中の赤ちゃんに合わせて自分の手や足を確認していました。5歳の長女は、赤ちゃんの仕草を「懐かしいね、可愛いね」と、まるでお姉さんのような目線で優しく見守りながら、妹と一緒に楽しんでいました。

    二人が特に気に入っていたのは、あたまがぬうーと出てくるページと、最後のもうひとつのあんよがでてこないと頑張るページです。「ぬうー」という音の響きが面白いようで、顔が出た瞬間に「ばあ!」と一緒に叫んで大笑いしていました。

    また、足がなかなか出ない場面では、二人で「うーん、うーん」と体に力を入れて応援し、無事に足が「すぽん!」と出た時には、自分のことのように「やったー!」と喜んでいました。

    子どもたちがこの絵本を気に入った最大のポイントは、自分たちの日常とリンクしている点だと感じます。お着替えの時に感じる袖が見つからない不安や頭が抜けた時の開放感が、優しい絵と「ぱっ」「すぽん」といった心地よい擬音語で表現されているため、五感で楽しんでいるようでした。3歳の娘は、読み終わった後に「私のおててはここだよ!」と誇らしげに見せてくれ、お着替えへの自信にもつながったようです。

  • 親目線でのこの絵本の魅力は、何と言っても赤ちゃんの描写の素晴らしさです。手足の肉付きや、一生懸命に力む表情、そして全部出た時の満足げな笑顔は、自分の子どもたちの赤ちゃんの頃と重なり、読んでいるだけで優しい気持ちになれます。

    また、「おてて」「あんよ」といった赤ちゃん言葉の響きが温かく、イライラしがちな忙しい朝でも、この絵本のリズムを思い出しながら声をかけると、親子でニコニコしながらお着替えができます。

    人物のイラスト
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