ゆびさきちゃんのだいぼうけん

ゆびさきちゃんという女の子が、ぬいぐるみ達と夢中で遊んでいるときに、ママにお風呂に入るように言われました。ゆびさきちゃんは「入りたくない！」と怒って家出してしまいました。

公園に行ってそこで、不思議なトンネルを通って動物たちの町に行きます。牛の牛乳屋さんの手伝いをしたり、キノコ山へ行ってタヌキのキノコ取りの手伝いをしたりなど大冒険をします。

作品情報

この絵本は指でゆびさきちゃんの後を追いながら読みます。見開きのページにゆびさきちゃんがたくさん描かれていて、ママに怒られたところ、トコトコと玄関に向かうところ、くつをはくところ、玄関を出ていくところとと1カット1カット指で追いかけて読むアニメのようです。

娘はその様子が楽しくて、夢中で指を走らせていて、娘の指の進む速度に合わせて読むスピードを変えると楽しそうでした。
娘は、ゆびさきちゃんが牛乳や郵便、荷物を届けるなど、動物たちのお手伝いをしている様子がとても楽しかったようです。指で追いながら、自分も配達をしているようなつもりになって「はい、どうぞ。」と言いながら楽しんでいました。

ゆびさきちゃんが色々な乗り物に乗って行くのも楽しく、車に汽車にロープウェイに船も出てきました。家まで送り届けてくれたのはペリカンの口の中でした。娘もロープウェイやペリカンには乗ったことがないので乗りたいと言っていました。

かなり盛りだくさんの内容でとても面白い絵本でした。娘も一人で何度も読み返して、ゆびさきちゃんの後を指で追いかけながら楽しんでいます。