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11ぴきのねこ 作・絵:馬場 のぼる

この本の内容紹介

11匹のはらぺこの、のらねこがいました魚が落ちているのを見つけてみんなで食べようとしますが、小さな魚を11等分すると、1匹が食べる分はとても小さくなってしまうし、しっぽと頭は美味しくなさそうです。

そこへひげの長いじいさんねこがやって来て、遠くの湖に怪物みたいに大きな魚がいると教えてくれました。そんな大きな魚ならみんなでお腹いっぱい食べられるぞと、11匹のねこは出かけて行きました。

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遠くの湖までやって来て、何とか大きな魚を見つけることが出来ましたが、怪物みたいに大きいのでなかなか捕まえることが出来ません。ある晩、島の上で寝ている大きな魚の隙をついて捕まえることが出来ました。

みんなに見せるために持って帰ると、11匹のねこは「ぜったいにたべないこと」と約束をして大きな魚をいかだにつなげて持って帰ることにしました。その途中雲が出てきて湖の夜は真っ暗になりました。

そして、夜が明けると骨だけの魚といかだの上でまん丸になったお腹の11匹のねこが寝転がっているのでした。

作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 1200円(税別)
サイズ/ページ数 26×19cm/40ページ
発行日 1967年4月
ISBN
(商品コード)
9784772100045

皆さんのご感想

  • 私も子どもの頃に読んでいた大好きな絵本シリーズです。保育士をしていた時にも何度となく読んだ絵本です。

    娘も大喜びで見ていました。11匹のねこたちが大きな魚を捕まえようと飛びかかろうとして、魚に交わされてねこがあちこちに飛ばされているところは大笑いしていました。

    そして、真っ暗になって夜が明けて骨の魚を見た時もすぐに状況が分かって「食べないっていったのに、食べちゃってダメだよね~」と言っていて感心してしまいました。

    読み終えると「おもしろかった~」と言っていて心から楽しかった気持ちが伝わってきて、こちらも嬉しくなりました。

    子どもの頃の私も、保育園時代の子ども達も、娘と同じ気持ちで本当に11匹のねこの冒険を楽しんでいたことを思い出しました。本当に長く愛される作品はすごいなと改めて思いました。

    人物のイラスト
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