この本の内容紹介
11匹のはらぺこの、のらねこがいました魚が落ちているのを見つけてみんなで食べようとしますが、小さな魚を11等分すると、1匹が食べる分はとても小さくなってしまうし、しっぽと頭は美味しくなさそうです。
そこへひげの長いじいさんねこがやって来て、遠くの湖に怪物みたいに大きな魚がいると教えてくれました。そんな大きな魚ならみんなでお腹いっぱい食べられるぞと、11匹のねこは出かけて行きました。
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遠くの湖までやって来て、何とか大きな魚を見つけることが出来ましたが、怪物みたいに大きいのでなかなか捕まえることが出来ません。ある晩、島の上で寝ている大きな魚の隙をついて捕まえることが出来ました。
みんなに見せるために持って帰ると、11匹のねこは「ぜったいにたべないこと」と約束をして大きな魚をいかだにつなげて持って帰ることにしました。その途中雲が出てきて湖の夜は真っ暗になりました。
そして、夜が明けると骨だけの魚といかだの上でまん丸になったお腹の11匹のねこが寝転がっているのでした。