11ぴきのねことぶたの表紙

11ぴきのねことぶた 作・絵:馬場 のぼる

この本の内容紹介

11ぴきのねこが車で旅をしています。広い原っぱの丘のふもとに誰も住んでいない古い家があり、11匹のねこはその家をきれいに掃除して自分達の住処にしてしまいました。

すると、ぶたが訪ねてきて「このへんにぼくのおじさんのいえがあるんだが、こちらですかな」と聞きました。11匹のねこは、自分達の家だと主張して、ぶたを追い返してしまいました。

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そして、11匹のねこは自分たちの家と分かるように大きな看板を作って『11ぴきのねこのいえ』と書いて家の前に立てたのでした。丘の上ではぶたが家を建て始め、途中で雨が降って来て作業が出来ず困っていて、11匹のねこは気の毒に思い一緒に家を作ることにしたのでした。

でも、出来上がった家の方が気に入った11匹のねこは、その家を自分たちの家にしました。そして、ぶたが11匹のねこが住んでいた、元々おじさんの家だった家に住みました。

すると台風がやって来て11匹のねこの住む家はすっかり飛ばされ、ねこも空の向こうへ飛ばされていったのでした。

作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 1200円(税別)
サイズ/ページ数 26×19cm/44ページ
発行日 1976年12月
ISBN
(商品コード)
9784772100489
シリーズ 11ぴきのねこ 11ぴきのねこマラソン大会

皆さんのご感想

  • 娘の好きな11匹のねこシリーズです。

    調子のよいねこに笑ってしまいますが、最近正義感の強い娘は11匹のねこがぶたの家を自分たちの物にしてしまうのを「だめだよね~」と言いながら見ていました。

    でも、最後には台風が来て飛ばされる様子を笑って見ていました。11匹のねこが悪いことをするから、家も壊れて飛ばされちゃうという悪いことが起きると言うような事を娘に話したら、何となく感じているようでした。

    人物のイラスト
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