あめだまの表紙

あめだま

この本の内容紹介

主人公のドンドンは、ビー玉で遊ぶことが大好きです。ビー玉遊びの面白さは他の友だちには伝わらず、仲間に入れてもらえません。

ある日、ドンドンは新しいビー玉が欲しくなります。そこで出会ったのが、ビー玉のようなあめだま。不思議な模様をしています。

最初にチェック柄のあめだまを口にすると家の中のどこかからか声が聞こえます。

なんと同じチェック柄のソファの声でした。ドンドンは、次々とあめだまを食べ、本当は喋ることのない存在の心の声と対話をします。犬としゃべったり、亡くなったおばあちゃんと喋ったり、そして最後は……。というお話です。

作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 1500円(税別)
サイズ/ページ数 25cm×25cm/48ページ
発行日 2018年8月
ISBN
(商品コード)
9784893096487

皆さんのご感想

  • 長谷川義史さんが訳しているとのことで、面白いだろうなと選んだ1冊です。

    息子は、初めて読んだ時は、意味があまりわからない様子でしたが、長谷川さんの訳ということもあり、軽快な関西弁のセリフに楽しそうに見聞きしていました。2回、3回読んでいくと、あめだまの色、形と犬やお父さんの模様が一緒なことに気付いたり、おばあちゃんのアメ玉が風船ガムになっている意味を考えたりしていました。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    初めは喋ることのないソファやペットの犬と対話するドンドンが、最後には透明なあめだまで自分の心の声をしっかり聞いてあげている姿に、本当の思いを口にしたり行動に移したりすることは勇気がいったり、難しかったりするものだよな、と思い、息子たち2人の思いにも心をもっと配りたいなと感じることができました。

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