この本の内容紹介
ジャムおじさんのパン作りにやる気がなく元気がないので心配したあんぱんまんは、真っ黒い雲のせいかと飛び込んでみるも、雲の上のばいきんまんにやられてしまいます。
顔が潰れてしまったアンパンマンをみて、怒ったジャムおじさんは特大の顔のジャイアントあんぱんまんを作って対抗します。
ジャムおじさんのパン作りにやる気がなく元気がないので心配したあんぱんまんは、真っ黒い雲のせいかと飛び込んでみるも、雲の上のばいきんまんにやられてしまいます。
顔が潰れてしまったアンパンマンをみて、怒ったジャムおじさんは特大の顔のジャイアントあんぱんまんを作って対抗します。
| 作者 | |
|---|---|
| 出版社 | |
| 対象年齢 | |
| タグ | |
| 本体価格 | 1270円(税別) |
| サイズ/ ページ数 |
27cm×21cm/28ページ |
| 発行日 | 2022年11月 |
| ISBN (商品コード) |
9784577050279 |
この絵本を選んだ理由は、姪っ子がアンパンマンに夢中だった頃にプレゼントしたものが実家の本棚に眠っていて、久しぶりに読んでみようと思ったからです。
息子はばいきんまんが握りしめている袋が気になっていて、「何が入ってるんだろう」とページを戻ったりもしながら確認していたのですが、結局わからずじまいでした。
息子が特に好きなのは完成したジャイアントあんぱんまんがポーズを取っているページです。表紙や裏表紙の内側に描かれた色々なあんぱんまんやばいきんまんがお気に入りで、ひとつひとつよく見ていました。
「おじさん、あんこがくさりますよ」といった意外なセリフもいくつかあり、くすっと笑えました。アニメとはまた違う、柔らかな色使いや登場人物のなんとも言えない絶妙な表情が魅力的に感じました。


アニメでお馴染みのアンパンマンとは一風変わった描写がありますが、アンパンマン誕生の歴史をみているようでこれはこれで面白いなと思います。
息子のお気に入りのページはジャンボアンパンマンが大きすぎて、パン工場のドアから出ることができないので、屋根を吹き飛ばして出て行くシーンです。屋根が飛んでいるわかりやすいイラストに大笑いしていました。
私がこの絵本は、私が保育士として保育園の園児たちにこの絵本を読んだことがあり、やはりみんなアンパンマンが大好きで、とてもお気に入りの一冊で繰り返し読んだ思い出のある絵本だったので、息子にも読んであげたいと思い選びました。
ジャムおじさんの為に動いたアンパンマン、そして、アンパンマンの為に動いたジャムおじさんの二人の関係性がとてもいいなと思いました。
私も息子が保育園に行きたくないとぐずったときには、息子におもちゃを買ってあげたり、楽しいところに連れてってあげたりしたいから、ママはお仕事を頑張っているんだよ、と伝えているので、誰かの為に頑張ることは力が湧いてくるという方が絵とお話を通してより伝わっているといいなと思いました。
