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どんぐりむらのぱんやさん 作・絵:なかや みわ

この本の内容紹介

どんぐり村のパン屋さんは夜が明けないうちからパンを焼く仕事をしています。どんぐり村の朝は焼き立てパンのいい匂いがして、パン屋さんの前は行列が出来ているのです。

パン屋さんはパパとママでやっていて、ママは仕事の合間に2粒の子どもをどんぐり園(保育園)に連れて行くのです。2粒の子どものお兄ちゃんはこっぺ、妹はくっぺと言う名前です。

パン屋さんのお客さんは新商品をが出るのをとても楽しみにしています。でも、パパはなかなか良い商品が出来ず、試作を繰り返しています。こっぺとくっぺはお店がお休みの日に遊園地に連れて行ってもらうのを楽しみにしていました。

でも、新商品が出来ないので、パパは遊園地に行くのを延期にしてほしいというのです。こっぺとくっぺはとても残念がって、パパとママが寝てから2粒で新商品を作ろうとするのです。

作ったはいいのですが、小麦粉やイーストを入れすぎて、かまどから飛び出すほどの大きな大きなパンが焼きあがってしまいました。これにはパパとママはびっくりです、でもパパはこのパンを見て新商品を思いつきました。

そして、こっぺとくっぺが作った大きな大きなパンを木に見立てて、その木に新商品の「どんぐりパン」をたくさんどんぐりのように飾り付けて販売したのでした。そして、あっという間に「どんぐりパン」は人気商品になったのでした。

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作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 1200円(税別)
サイズ/ページ数 A4変/32ページ
発行日 2011年09月01日
ISBN
(商品コード)
9784052034305
シリーズ どんぐりむらのぼうしやさん

皆さんのご感想

  • 私も娘も大好きな「どんぐりむら」シリーズです。

    お話の中では、こっぺとくっぺが遊園地に行ったことに触れられずに終わってしまったので、娘はとても心配していました。

    でも、裏表紙にパン屋さんの家族みんながコーヒーカップに乗っている姿が描かれていたのでホッとしたようでした。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    娘はこっぺとくっぺの気持ちになって、お迎えが一番遅い事等をとても心配していました。2粒がパン作りを始めても、失敗の予感がするのかハラハラして、「もう見たくない」と言いだしていました。

    そして、一番共感していたのは2粒が楽しみにしていた遊園地のお出かけを延期と言われて、大泣きしているところでした。娘も夫が休みの日に二人で出かけた出先で、職場から電話がかかってきて仕事に行かなくてはいけなくなり帰宅した経験があります。

    この場面で、またその事を思い出したようで、その時の事を事細かに話しだしていました。子どもとの約束を守る事の大切さを改めて感じました。

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