この本の内容紹介
どんぐり村のパン屋さんは夜が明けないうちからパンを焼く仕事をしています。どんぐり村の朝は焼き立てパンのいい匂いがして、パン屋さんの前は行列が出来ているのです。
パン屋さんはパパとママでやっていて、ママは仕事の合間に2粒の子どもをどんぐり園(保育園)に連れて行くのです。2粒の子どものお兄ちゃんはこっぺ、妹はくっぺと言う名前です。
パン屋さんのお客さんは新商品をが出るのをとても楽しみにしています。でも、パパはなかなか良い商品が出来ず、試作を繰り返しています。こっぺとくっぺはお店がお休みの日に遊園地に連れて行ってもらうのを楽しみにしていました。
でも、新商品が出来ないので、パパは遊園地に行くのを延期にしてほしいというのです。こっぺとくっぺはとても残念がって、パパとママが寝てから2粒で新商品を作ろうとするのです。
作ったはいいのですが、小麦粉やイーストを入れすぎて、かまどから飛び出すほどの大きな大きなパンが焼きあがってしまいました。これにはパパとママはびっくりです、でもパパはこのパンを見て新商品を思いつきました。
そして、こっぺとくっぺが作った大きな大きなパンを木に見立てて、その木に新商品の「どんぐりパン」をたくさんどんぐりのように飾り付けて販売したのでした。そして、あっという間に「どんぐりパン」は人気商品になったのでした。