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からすのパンやさん 作:かこ さとし

この本の内容紹介

いずみがもりというからすの町があり、そこに「からすのパンやさん」がありました。そのからすのパンやさんの家に4羽の赤ちゃんが産まれ、お父さんとお母さんは4羽を優しく大事に育てました。

4羽の赤ちゃんのお世話と、朝早くからパンを焼くパン屋の仕事で、からすのパン屋さんは大忙しでした。パンを作っている途中でも赤ちゃんが泣けばお世話をするので、生焼けパンや丸焦げパンが出来て、お店の掃除も出来なくなりました。

そうしていると、段々パン屋にお客さんが来なくなって、パン屋さんは段々貧乏になってしまったのです。でも、子ども達が大きくなって失敗したパンを子ども達がおやつに外で食べていると、友達も欲しいというので子ども達も手伝ってパンを焼きました。そのパンはみんなにとても好評だったので、家族みんなでパン屋をきれいにして、変わった形の楽しい美味しいパンをたくさん焼きました。

いい匂いに誘われて、たくさんのからすが集まってきました。そうして、からすのパンやさんはいずみがもりで評判の立派なパン屋さんになったというお話しです。

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作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 1000円(税別)
サイズ/ページ数 26cm×21cm/32ページ
発行日 1973年9月
ISBN
(商品コード)
9784032060706

皆さんのご感想

  • 娘には少し長いお話でしたが、面白いようでよく見ていました。変わった形のパンがページいっぱいに並んでいる場面では、食い入るように一つ一つのパンを見ていました。

    「はさみパン」「ながぐつパン」などの面白いパンを探したり、白いパンや黒いパン等どんな味のパンかを想像したりして楽しめました。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    赤ちゃんが産まれたばかりの時に、からすの両親が大変そうにしている場面で「娘が赤ちゃんの時もこうだったよ。」と話すととても興味を持って色々聞いてきました。

    この絵本を読んで、アルバムを開いて赤ちゃんの時の話をするとは予想していませんでしたが、久しぶりに娘の赤ちゃんの時の事を思い出し娘に伝えて楽しかったです。

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