この本の内容紹介
色々な種類のどんぐりが暮らす「どんぐりむら」の大工さんは、困っているどんぐりのために階段に手すりを付けたり、スロープをつけたり、壊れたブランコを直したりします。
そして、子ども達の通うどんぐり園の滑り台やはしごなどがある大型遊具まで作ることが出来るのです。なので、大工さんはどんぐり村の人気者です。
ある日仕事の帰りに、とても大きくて立派な双子の木を見つけました。その木を大工さんは村のみんなが使える「みんなのいえ」にしたのです。キッチンやお風呂もあります。
始めは利用するどんぐりはいなかったのですが、段々とみんなが集まって来て、料理をしたり、子ども達が遊んだり、楽器を演奏したりして楽しむ、みんなが集まる素敵な家になりました。
「だいくさん本当にありがとう」と村のみんなに感謝される大工さんなのでした。