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かばくん 作:岸田 衿子 絵:中谷 千代子

この本の内容紹介

動物園のかばくん親子が寝ているとかめくんを連れた飼育員の男の子が「おきてくれ かばくん どうぶつえんは もう11じ 」と起こしに来ます。

かめくんと話をするかばくん、今日は日曜日だと知って動物園にくる子どもたちを柵の中から、どんな子どもたちが来るのか眺めています。そして、飼育員の男の子はかばくんの食事を持ってきています。

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大きな口を開けてキャベツを丸ごと食べてしまいます。そして、お腹がいっぱいになったらまた眠ってしまいます。そんなかばくんの一日が描かれている絵本です。

作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 900円(税別)
サイズ/ページ数 20×27cm/28ページ
発行日 1966年12月25日
ISBN
(商品コード)
9784834000818

皆さんのご感想

  • この絵本は私が子どもの時からありますが、「きりん」や「ぞう」ではなく「かば」という動物なのと、表紙もグレーの本物のようなかばの絵と小豆色の背景であまり惹かれずに手に取らなかった絵本でした。

    でも、子どもながらに何となくインパクトのあるその表紙は気になっていたのか、記憶に残っていました。保育士になって読んでみるとその面白さが分かって好きになりました。

    この絵本の初版は1966年とのことで、そんなに長い間愛されているのが納得できる大人になってから大好きになった絵本です。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト
    絵も油絵で雰囲気があります。言葉も「かばより ちいさい かめのこ かばのこより ちいさい かめのこ かめより ちいさいもの なんだ? あぶく、、、、」と独特の表現で楽しいです。
  • 子ども達に見せても始めは「かば」だし、絵の印象が地味目なのであまり食いつきません。でも、読むとかめくんとのやり取りや言葉の面白さで惹きつけられていくのが分かりました。

    子ども達はいつも自分が見る側にいるかばに見られているという視点が面白いと思うようでした。

    人物のイラスト
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