この本の内容紹介
お百姓の家で生まれた子牛、はなこが主人公です。
わがままな性格で特定の食べ物を好むはなこが、仲間たちと共に山の牧場で生活を送ることになります。はなこは、他の牛たちとのちゃんばら勝負に勝って牧場の女王様になりますが、わがまま放題の日々を送ります。
そんなある日、食べ過ぎたことでお腹が風船のように膨れ上がります。
お百姓の家で生まれた子牛、はなこが主人公です。
わがままな性格で特定の食べ物を好むはなこが、仲間たちと共に山の牧場で生活を送ることになります。はなこは、他の牛たちとのちゃんばら勝負に勝って牧場の女王様になりますが、わがまま放題の日々を送ります。
そんなある日、食べ過ぎたことでお腹が風船のように膨れ上がります。
| 作者 | |
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| 出版社 | |
| 対象年齢 | |
| タグ | |
| 本体価格 | 1100円(税別) |
| サイズ/ページ数 | 21cm×23cm/36ページ |
| 発行日 | 1965年8月25日 |
| ISBN (商品コード) |
9784834000474 |
読み聞かせをしていて特に印象的だったのは、はなこが膨らんでいくシーンにおける娘の反応です。「うわぁ、おっきくなっちゃった!」と目を丸くして、ページに釘付けになっていました。
また、食べ過ぎで苦しむはなこを見て、「食べ過ぎは良くないね」と、教訓を得たようでした。
獣医さんが注射器を持ってくる場面では、少し怖がりながらも、はなこが助かってほしいという気持ちから、真剣な表情で絵本に見入っていました。最後にはなこが無事に元の大きさに戻った時には、「よかったね!」と心から安心したような笑顔を見せてくれました。


「くいしんぼうのはなこさん」のストーリーはシンプルでありながら奥深いです。はなこを通して社会で生きていくための大切なルールや、自分自身の行動を振り返るきっかけを与えてくれます。
娘は、お友達と遊んでいる時に「自分がしたいことをする」が強くでてしまうことがあります。そんな娘に「社会性」を楽しみながら教えていくのにピッタリな絵本だと思います。