この本の内容紹介
くまさんとしろくまさんが営むパン屋さんのお話です。くまさんは甘いあんパン、しろくまさんは辛いカレーパンが得意で、お店は大繁盛です。
しかし、「どっちのパンが一番おいしいか」で二人は喧嘩してしまい、お店を休んでしまいます。そこへパン好きの王様が来店し、二人の作る極端な味のパンに不満を漏らします。
困った二人は協力してパンを作ることになります。
くまさんとしろくまさんが営むパン屋さんのお話です。くまさんは甘いあんパン、しろくまさんは辛いカレーパンが得意で、お店は大繁盛です。
しかし、「どっちのパンが一番おいしいか」で二人は喧嘩してしまい、お店を休んでしまいます。そこへパン好きの王様が来店し、二人の作る極端な味のパンに不満を漏らします。
困った二人は協力してパンを作ることになります。
| 作者 | |
|---|---|
| 出版社 | |
| 対象年齢 | |
| タグ | |
| 本体価格 | 1400円(税別) |
| サイズ/ページ数 | AB判/32ページ |
| 発行日 | 2013年11月 |
| ISBN (商品コード) |
9784251098702 |
同じ著者の「バルバルさん」が娘のお気に入りだったことから「くまくまパン」を選びました。パン屋さんが舞台ということで、最近お料理に興味を持ち始めた娘にぴったりな内容だと思いました。
娘は、ページをめくる度に「わにさんだ!」「このパンおいしそう!」と目を輝かせていました。「バルバルさん」にも登場する、お馴染みのわにのキャラクターが、この絵本にも登場することに喜びを感じていたようです。
特に気に入っているのは、王様のためにくまさんとしろくまさんが力を合わせてパンを作っているページです。娘は最近、お手伝いを通して料理に興味を持ち始めているので、パンを包んだり、ミートボールを作っている場面を熱心に眺めていました。
「くまさんとしろくまさん、なかよしになったね!」と、仲直りした二人の姿に満足そうな笑顔を見せてくれました。


「くまくまパン」は、友情や協力の大切さを描いた心温まる作品です。読み聞かせを通して、娘と「お互いの良いところを認め合うこと」「力を合わせて何かを成し遂げる喜び」について考える良い機会となりました。二人で作ったパンが一番おいしくなるという結末は、子どもにも分かりやすいメッセージになっていると感じます。
「どんなパンが好き?」「どんなパンを作ってみたい?」と、親子で会話を楽しみながら、娘の想像力を広げることもできました。
娘は「いちごのパン作りたい!」「お星さまの形のパンがいいな」と、次々とアイデアを出してくれます。時には「プリンセスのドレスみたいなカラフルのパン」など、現実にはない不思議なパンも飛び出し、そんな自由な発想に私も刺激を受けました。
「くまくまパン」は、互いの個性を尊重し協力することの大切さを教えてくれ、豊かな想像力を育むことができる我が家のお気に入りの絵本となりました。
