この本の内容紹介
この絵本は、赤ちゃんがうさぎ、ねずみ、くまのぬいぐるみたちと一緒に並んでスープを飲むという、ごくシンプルな物語です。
動物たちがスープをこぼしてしまうたびに、赤ちゃんが「ふいてあげるね きゅっきゅっきゅ」と優しく拭いてあげます。ところが最後に、赤ちゃん自身もお口の周りをスープで汚してしまいます。そこへお母さんが登場し、最後は赤ちゃんがお母さんに「きゅっきゅっきゅ」と拭いてもらう、愛情あふれる風景が描かれています。
この絵本は、赤ちゃんがうさぎ、ねずみ、くまのぬいぐるみたちと一緒に並んでスープを飲むという、ごくシンプルな物語です。
動物たちがスープをこぼしてしまうたびに、赤ちゃんが「ふいてあげるね きゅっきゅっきゅ」と優しく拭いてあげます。ところが最後に、赤ちゃん自身もお口の周りをスープで汚してしまいます。そこへお母さんが登場し、最後は赤ちゃんがお母さんに「きゅっきゅっきゅ」と拭いてもらう、愛情あふれる風景が描かれています。
| 作者 | |
|---|---|
| 出版社 | |
| 対象年齢 | |
| タグ | |
| 本体価格 | 900円(税別) |
| サイズ/ページ数 | 18cm×18cm/20ページ |
| 発行日 | 1986年6月20日 |
| ISBN (商品コード) |
9784834006841 |
読み聞かせを始めると、姉妹で寄り添って集中する姿が見られました。5歳の長女は、この本が自分でもスラスラ読める分量であることに自信を持ったようで、私の代わりに妹へ読み聞かせをしてくれるようになりました。
文字を指で追いながら「きゅっきゅっきゅ」とリズム良く読み上げる姉と、それをじっと見つめる妹の姿は、まるで絵本の中の赤ちゃんとお母さんのやり取りを見ているようで、親としても非常に微笑ましい光景でした。
3歳の次女は、ねずみさんがおなかにこぼしたのを見て「あ、ここ汚れちゃったね」と指を差し、絵本の中の赤ちゃんになりきって、自分の手で動物たちを「きゅっきゅっ」と撫でる仕草をしていました。また、最後のページでお母さんに口を拭いてもらっている赤ちゃんの幸せそうな表情も、二人のお気に入りのようです。
次女は特にお世話をする側の赤ちゃんに強く共感しているようで、自分がいつも親にしてもらっている「きゅっきゅっ」という行為を、ぬいぐるみたちにしてあげられることに喜びを感じているようでした。5歳の長女も、自分がかつてお世話されていた頃を思い出しているのか、妹を拭いてあげる真似をしながら、優しいお姉さんの表情を見せてくれました。


親目線でのこの絵本の魅力は、何と言っても生活習慣を温かく肯定してくれる点にあります。日々の育児では、食べこぼしを拭く作業はつい事務的になったり、忙しさからイライラしてしまったりすることもあります。
しかし、この本を読むと「拭いてもらうのって気持ちいいんだ」「お世話をするのはこんなに優しい時間なんだ」と、親の方も原点に立ち返らせてもらえます。