この本の内容紹介
999匹のカエルの兄弟が星空を見上げていると、小さな星が流れて行きました。カエルたちは星が落ちて迷子になってしまったと思い、星を探しにでかけます。
999匹のカエルの兄弟が星空を見上げていると、小さな星が流れて行きました。カエルたちは星が落ちて迷子になってしまったと思い、星を探しにでかけます。
| 作者 | |
|---|---|
| 出版社 | |
| 対象年齢 | |
| タグ | |
| 本体価格 | 1200円(税別) |
| サイズ/ページ数 | 23cm×21㎝/32ページ |
| 発行日 | 2019年5月13日 |
| ISBN (商品コード) |
9784865491821 |
「999ひきのきょうだい」というインパクトのあるタイトルにひかれて、この絵本を選びました。
たくさんの星たちを自分たちと同じように兄弟だと思うところ、そして星空を見上げる前にカエルたちはかくれんぼをして遊んでいて、一匹だけが見当たらず、みんなで探してやっとみつけたので、星もみつからなかったら大変だと思ってしまったところがとても可愛いです。


私の息子は一人っ子なので、兄弟という関係があまりよくわかっていないようなのですが、999という数がとても大きいということ、そして絵には描ききれていないけれど、もっともっとたくさんのカエルがいるということを伝えると驚いていました。「かくれんぼ、みつけるの大変そう」と言っていて、確かになと笑ってしまいました。
我が子のお気に入りのページは落ちた星をみつけたかと思ったら、カエルの天敵のヘビで、一番大きいお兄ちゃんが食べられそうになってしまい、小さい弟たちがお兄ちゃんを助ける為にヘビのしっぽをひっぱるところです。998匹もいるので流石に勝てるかと思っていたのですが意外と接戦で少しハラハラしたようです。
短いお話の中にも仲の良い兄弟の絆がたくさんみられました。結末もとっても可愛らしかったです。カエルたちの発想にとても癒される絵本です。シリーズで何冊かあるみたいなので是非他の絵本も読んでみたいなと思いました。
