くまのまあすけの表紙

くまのまあすけ

この本の内容紹介

こぐまのまあすけが、天気の良い日に原っぱで遊ぼうと歩いています。そこへ黄色い風船がふわふわと飛んできて、まあすけが風船を取ろうとすると切り株につまずいて転んでしまいます。

その風船はゴリラのお父さんが子どもにあげてしまい、まあすけはがっかりです。まあすけがまた風船が来ないかと木の上で待っていると、ぶたのおじさんがたくさんの大根を台車に乗せてやって来ました。

おじさんは畑にぶどうのかごを忘れたというので、まあすけは大根を見ててあげることにしました。そこへ風船を持ったたぬきとうさぎがやって来て、もう一つ丘の木に引っかかっていると教えてくれました。

まあすけは大根の台車も一緒に丘へ行き、木に登って風船を取ろうとしました。すると、木の枝が折れて大根と一緒に池に落ちてしまいました。そこへやって来たぶたのおじさんが、大根を洗ってくれたと大喜び!

まあすけはごほうびにとぶどうをどっさりもらって、風船も取ることが出来てご機嫌で帰りました。

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作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 1000円(税別)
サイズ/ページ数 23cmx19cm/32ページ
発行日 2017年5月
ISBN
(商品コード)
9784591154519

皆さんのご感想

  • 娘はまあすけが風船が欲しい気持ちはとても分かるようで、まあすけを応援していました。最後に風船とぶどうを手に入れると、まあすけと一緒になって喜んでいました。

    娘も街中で風船を持って歩いている子がいると、どこで配っているのかと気にし始めます。その場所を探すのも謎解きのように楽しんでいます。まあすけの本を読みながら娘みたいだと話すと、本人も納得していました。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    まあすけが偶然ではあるけれど、おじさんの喜ぶことをしてご褒美がもらえたことを見て、娘は、手伝いをしたら何かご褒美が欲しいと言いだしました。

    ご褒美が欲しいから手伝うのなら、手伝って欲しくないと私のお手伝いの意図とは違うと話しました。

    「じゃあ、ご褒美は無くていいからお手伝いしたい。」と言ってくれました。この絵本を読んで、そういう発想が出てくるのかと驚きましたが、これも成長かとも思いました。

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