この本の内容紹介
寒い夜にたぬきやいのしし、しかなど森の動物達がお風呂屋さんに出かけます。のれんをくぐって、温かい露天風呂で動物達も気持ち良さそうです。
すると、岩の向こう側から「かわいいねぇ かわいいねぇ」と声が聞こえてきます。みんなで覗いて見ると、そこにも小さなお風呂があり、くまの親子を囲んで、くまの赤ちゃんをさるやうさぎが「かわいいねえ」と言っているのでした。
二つのお風呂でたくさんの動物達が温まって帰っていきました。すると、グラグラっとお風呂がゆれて、地面からおふろやさん親子が出てきたのです。のれんをしまって、おふろやさんのお父さん、子どもも「またのおいでを~」とお家に帰って行くのでした。