この本の内容紹介
ムスッとしているパンダさんはドーナツ屋さんで、箱いっぱいのカラフルなドーナツを持って「ドーナツ、いかかがですか?」とペンギンに聞いています。
ペンギンが「ピンクのやつ、くれよ。」と言うと「やめときます。あげません。」とくるっと後ろを向いていってしまいました。次にスカンクにも「ドーナツいかがですか?」と聞きますが、スカンクの返事が気に入らないようで、あげないで行ってしまって...
ムスッとしているパンダさんはドーナツ屋さんで、箱いっぱいのカラフルなドーナツを持って「ドーナツ、いかかがですか?」とペンギンに聞いています。
ペンギンが「ピンクのやつ、くれよ。」と言うと「やめときます。あげません。」とくるっと後ろを向いていってしまいました。次にスカンクにも「ドーナツいかがですか?」と聞きますが、スカンクの返事が気に入らないようで、あげないで行ってしまって...
作者 | |
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出版社 | |
対象年齢 | |
タグ | |
本体価格 | 1400円(税別) |
サイズ/ページ数 | 27cm×27cm/32ページ |
発行日 | 2015年4月10日 |
ISBN (商品コード) |
9784566080010 |
最初に娘と読んだときに「ドーナツ、いかがですか?」と聞いているに「あげません。」というパンダの意味が分からず、娘と顔を見合わせて笑ってしまいました。
読み進めていくうちに、ドーナツをもらえなかった動物たちの言葉使いが「ドーナツ くれよ」「もっと よこせ!」など良くないことに気づきました。
まだ娘には難しいとは思いましたが、相手の気持ちを思って言葉を選んで話が出来る人になってくれるといいなと思いました。そんなことを考えさせられる良い本でした。
表紙の何だかムスッとしているパンダの絵に惹かれて借りてきました。
最後に丁寧な言葉で欲しい思いを伝えたサルが、お腹いっぱいドーナツを食べることが出来たのです。娘にも読み終わった後、言葉は大切だと話しました。どうしてドーナツをもらえる動物ともらえない動物がいたのか、、、。
だいっきらいなドーナツがたくさんあって、ムスッとしている表紙のパンダにも読んだ後に納得出来て、面白かったです。