この本の内容紹介
先生に叱られて園の押し入れに閉じ込められたさとしとあきらが、暗闇の中で怖さに耐え汗びっしょりになりながら、ミニカーやデゴイチと一緒にねずみばあさんと闘う冒険をするお話です。
先生に叱られて園の押し入れに閉じ込められたさとしとあきらが、暗闇の中で怖さに耐え汗びっしょりになりながら、ミニカーやデゴイチと一緒にねずみばあさんと闘う冒険をするお話です。
作者 | |
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出版社 | |
対象年齢 | |
タグ | |
本体価格 | 1400円(税別) |
サイズ/ページ数 | 26cm×19cm/80ページ |
発行日 | 1974年11月1日 |
ISBN (商品コード) |
9784494006069 |
息子は冒険の部分が印象深かったようで「押し入れはねずみばあさんのものなの?」と怖いイメージが結びついたようでした。
特に好きなのは押し入れの壁のしみが人間の横顔のように見えるページです。あきらのミニカーがお気に入りで、このお話を読んでから寝るときにミニカーをひとつ、握りしめるようになりました。
この絵本を選んだ理由は、自分が子供の頃に読んだ時にお仕置きや暗闇といったイメージが強く、少し怖い思い出があって以後手に取っていなかったのですが、息子はどのように受け止めるだろうかと思ったからです。
親になった今読むと、どちらかというと先生側の立場に気持ちが傾きました。怖い思いをさせて好ましくない行動を反省させることが、違うんじゃないかと少しずつ考えが変わっていき、子ども達にとっても怖かった物が楽しい物になっている結末が素敵だなと思います。