せかいいちのサンドイッチ

うさぎのしろとももが広場でカフェを開くことにしました。カフェのメニューにサンドイッチを出すことにした二人は、美味しいサンドイッチの作り方をのねずみのコックさんに教えてもらいにいきました。

のねずみさんには美味しいチーズとハムのサンドイッチの作り方を教えてもらいました。しろとももはこのサンドイッチに自分たちの大好きなものを入れたら、もっとおいしくなるだろうと考えました。

そして、カフェオープンの日にたくさんのお客さんがやって来ました。「せかいいちのサンドイッチ」をみんなが食べてみましたが、全部中身が人参だったので、さるくんやくまさん、ぱんだくん達はがっかりして帰って行ってしまいました。

いくらうさぎが人参を好きだからと言って、他の動物が好きとは限りません。そこでしろとももはみんなが好きなものでサンドイッチを作ることにしました。

さるくんにはバナナサンド、くまさんにははちみつサンドという風にみんなの好きなサンドイッチを作ったので、大評判になったのでした。

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作品情報

この絵本はところどころしかけ絵本になっていて、のねずみがサンドイッチを作るところはページをめくる度に、具材が重ねられていくようになっています。

サンドイッチを本当に作っているような感じになるので、娘も面白いと気に入っていました。

作ったサンドイッチはページが上に開くようになっていて、たくさんの種類の具材が入った大きなサンドイッチが登場して大喜びでした。
それぞれの動物たちの好物で作っているサンドイッチに娘は興味津々で、一つ一つを丁寧に見ていました。ぱんだは笹サンド、ねこは鯖サンド、リスはどんぐりサンドとどれもこれも娘の好みのものではないのでがっかりしていました。

でも、最後に登場したかばくんの大きなサンドイッチは一段一段の具材が全て違う種類のものが入っていて、ハンバーグやコロッケ等娘も喜ぶものが入っていて、食べる真似をして楽しんでいました。
娘はサンドイッチを作るページは何度も読み返して、作り方を覚えようとしているようでした。最近サンドイッチは作っていなかったので、作って食べたくなりました。