ちいさなたまねぎさん

ねずみにかじられて泣いていたじゃがいもさんを守るべく、台所の仲間たちが立ち上がるお話です。

作品情報

この絵本を選んだ理由は、偏食で食が細い息子がまったく食べてくれない野菜に興味を持って欲しかったからです。

ねずみが登場する文字のない場面から、息子はハッと食いついて大興奮で最後まで笑いころげていました。
息子が特に好きなのは、にんじんさんがまっさおになってしまうページで、夜中の台所で仲間たちがドタバタと奮闘するところがお気に入りです。

お話がぷつっと途切れるようなラストが「あれ？ここで終わり？」と意外性があり、読み終わったあと息子とページを遡っていきながらおしゃべりするのが楽しいです。