この本の内容紹介
ふわふわした動物たちが暮らす森を舞台にした心温まるお話です。見えないけれど確かにいる「やさしさ」というテーマが物語の軸になっています。
月夜の下で動物たちが交わす会話には、「がんばりすぎなくていいよ」「あなたはそのままでいい」といった、心に響く温かいメッセージが綴られています。日常の些細なことに対する優しさや他者への理解が表現されていて、読者の心にゆっくりと浸透していきます。
ふわふわした動物たちが暮らす森を舞台にした心温まるお話です。見えないけれど確かにいる「やさしさ」というテーマが物語の軸になっています。
月夜の下で動物たちが交わす会話には、「がんばりすぎなくていいよ」「あなたはそのままでいい」といった、心に響く温かいメッセージが綴られています。日常の些細なことに対する優しさや他者への理解が表現されていて、読者の心にゆっくりと浸透していきます。
作者 | |
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出版社 | |
対象年齢 | |
タグ | |
本体価格 | 1400円(税別) |
サイズ/ページ数 | 16.8cm×16.8cm/64ページ |
発行日 | 2023年8月18日 |
ISBN (商品コード) |
9784756257567 |
娘たちは、見たことのない不思議な動物たちに興味津々で、「これなんていう動物?」「どんなところに住んでるの?」と次々に質問してきました。
特に気に入っているのは、ホンドアカネズミとエゾシマリスがお茶会をしているページです。小さなカップを持つ姿に「私もお茶会したい!」と目を輝かせていました。
残念ながら、娘たちには絵本の内容はまだ難しかったようです。言葉の意味や込められたメッセージの深さは、もう少し成長してから感じ取れるものなのかもしれません。時間が経つにつれて娘たちの理解力が深まり、再び手に取ったときには違った見方や発見をすることができることを期待しています。
「きみのそばにいるよ」は、今の娘たちには難しい内容ですが、将来的にその深いメッセージを理解できる日が来ることを願っています。それまでは、ただこの絵本の世界を楽しんでもらい、小さな心に残る何かを感じてもらえれば、それだけでも大きな意味があると感じています。
「きみのそばにいるよ」を選んだきっかけは、その表紙に描かれたふわふわしたリスの可愛らしいイラストでした。初めて目にしたときから何か心に触れるものがあり、子どもと一緒に手に取ることを自然に決めました。表紙の動物に惹かれるままページを開くと、そこには想像の世界が広がっていることがすぐに分かりました。
この絵本の最大の魅力は、子どもだけでなく大人の心も癒してくれる点だと感じました。日々の生活に追われ、時として自分を見失いそうになる大人たちへの優しい励ましのような一冊です。「がんばりすぎないでね」「あなたはそのままでいいんだよ」というメッセージは、子育て中の私自身の心も軽くしてくれました。
日々様々なことを経験し、多くの感情を学ぶ子どもたちは、うまく言葉にできない気持ちを抱え込んでしまうこともあるでしょう。そんな時こそ、またこの絵本を一緒に読んでみたいと思います。