あたし、ようせいにあいたい!の表紙

あたし、ようせいにあいたい!

この本の内容紹介

アンちゃんという女の子が庭で花に水をあげていると、蝶々の羽を持った妖精が目の前を飛んで行き、靴を片方落としていきました。

もう一度妖精に会いたいと一生懸命探しますが、なかなか会えません。アンちゃんは会いたいあまりに妖精用のお城まで作りました。

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ところが、お城に集まって来たのは妖精ではなく、アリやテントウムシにダンゴムシ等の虫たちです。アンちゃんが妖精のことは忘れて、虫たちと楽しく踊ったりして楽しんでいるとついに先ほどの妖精が来たのでした。

妖精がアンちゃんに妖精の粉を振りまいて、アンちゃんは空を飛んで妖精と一緒に踊りました。そして、アンちゃんは妖精に靴を返しました。すると、お礼に庭中の花でドレスを作ってくれ、アンちゃんは大喜びしたのでした。

作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 1238円(税別)
サイズ/
ページ数
21×25.7cm/32ページ
発行日 2013年4月2日
ISBN
(商品コード)
9784904188231

皆さんのご感想

  • 娘もピーターパンに出てくるティンカーベルや、アニメに出てくる妖精などを見ているので、このお話にもすんなり入っていました。

    物語の中に出てくる妖精だけでなく、他にもたくさんの妖精が絵の中に描かれています。庭の木、草や花の中にすぐ見つけられる子もいれば、よーく探してみないと見つからない子など様々です。

    物語を楽しみながら、娘と一緒に探し絵遊びも楽しみました。こんな風に植物の中にたくさんの妖精がいるので娘も「公園とかで探したい!」と張り切っていました。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    アンちゃんには小さい弟がいて、普段なかなかママに目を向けてもらえず寂しい思いをしていることも多いのですが、アンちゃんは花のドレス姿をママに見てもらえたことで「いつももっとママに見て欲しい。」という気持ちを伝えます。

    ママも涙を流してその思いを受け止めていました。娘も成長をするにつけ必要な部分でもあるのですが、自分を抑える姿もみられるようになってきました。

    全て娘の思い通りに出来ないこともありますが、アンちゃんのように「もっと見て欲しい」という気持ちは持たせたくないなと改めて思いました。

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