この本の内容紹介
この絵本は、実話を元にしたものです。
第二次世界大戦末期、東京にある上野動物園では、空襲が続いており、万が一空襲によって動物たちが檻から逃げ出し、人々に危害を加えることがあってはならないと、園長は猛獣たちを始末するという選択をせざるを得ませんでした。
毒入りの餌を用意するも、賢いぞうたちはなかなか食べず...
この絵本は、実話を元にしたものです。
第二次世界大戦末期、東京にある上野動物園では、空襲が続いており、万が一空襲によって動物たちが檻から逃げ出し、人々に危害を加えることがあってはならないと、園長は猛獣たちを始末するという選択をせざるを得ませんでした。
毒入りの餌を用意するも、賢いぞうたちはなかなか食べず...
作者 | |
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出版社 | |
対象年齢 | |
タグ | |
本体価格 | 1200円(税別) |
サイズ/ページ数 | B5判/32ページ |
発行日 | 1970年8月 |
ISBN (商品コード) |
9784323002118 |
ママが小さい頃に読んだことがあり、懐かしくなって図書館で借りてきました。
餌をあげたくても、あげられない飼育員の葛藤と、絶望がひしひしと伝わってきます。7歳の長男も神妙な面持ちで聞いていました。
読み終わったあとには、「泣きそう……」と、小さいなりに命の尊さを感じ取っていました。ママも、読みながら最後の飼育員のセリフに思わず涙がこぼれてしまいました。