この本の内容紹介
ケチャップボトルに手足が生えた姿のケチャップマンが、自分にしかできないなにかを探しながら、働き始めるお話です。
ケチャップボトルに手足が生えた姿のケチャップマンが、自分にしかできないなにかを探しながら、働き始めるお話です。
作者 | |
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本体価格 | 980円(税別) |
サイズ/ページ数 | 17.5cm×22cm/28ページ |
発行日 | 2015年11月 |
ISBN (商品コード) |
9784893096104 |
この絵本を選んだ理由は、息子が食べられないけれど気になっている調味料、ケチャップが主人公だからです。
息子はケチャップマンが人間の社会で普通に働き、生活していることをすんなりと受け入れていました。
子どもの好きなページはトメイトはかせがばちんと破裂するところです。
あふれでたケチャップを町の人々が指ですくって味見するシーンがお気に入りで、毎回じっくりとすみずみまで絵を眺め、「この人2階からどうやって味見してるの?」などと指さしてはつっこんでいます。
哀愁漂う後ろ姿が印象的なケチャップマンを見ていると、息子もいつかこんなお年頃になって自分にしかできないなにかを探したりするのだろうか…と、感慨深くなります。
じんわりと喜びをかみしめているようなラストがなんとも言えず、息子はどんな風に感じているのかなと思いながら読んでいます。