きぃちゃんの表紙

きぃちゃん

この本の内容紹介

森の奥の小さな原っぱに木の赤ちゃんの「きぃちゃん」が生まれました。です。きぃちゃんはまだ、小さな葉っぱでしたが、太陽の光を浴びて少しずつ大きくなっていきました。

そんなある日、きいちゃんの葉っぱを毛虫の兄弟が食べに来ました。でも、きいちゃんは、毛虫の兄弟がお腹いっぱいになって帰っていくのをただじっと待ちました。

日照りが続いたり、雨が降ったりを何度も何度も繰返して大きな木になったきいちゃん。遂にたくさんの花を咲かせることが出来ました。その花の蜜を吸いに来る虫達、花が散るとたくさんの実がつき、たくさんの小鳥がその実を食べに来ます。

すっかり実がなくなり、冬を向かえ、春が来るときいちゃんの隣に新しい赤ちゃんが生まれましたのでした。

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作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 1300円(税別)
サイズ/ページ数 A4判/32ページ
発行日 2014年12月15日
ISBN
(商品コード)
9784776406846

皆さんのご感想

  • 木の成長を描いた絵本で、きいちゃんの隣に生まれたこの新しい芽が出てくるまでに、何十年と月日が経っているのだろうと考えると木は凄いなと思います。

    絵本の中で、今の季節と同じ場面を見つけて楽しんだり、一本の木にこれだけたくさんの生き物がやって来ていることに驚いていました。

    季節の事も自然の営みが感じられる絵本で、とても勉強になったようでした。

    人物のイラスト
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