この本の内容紹介
森の奥の小さな原っぱに木の赤ちゃんの「きぃちゃん」が生まれました。です。きぃちゃんはまだ、小さな葉っぱでしたが、太陽の光を浴びて少しずつ大きくなっていきました。
そんなある日、きいちゃんの葉っぱを毛虫の兄弟が食べに来ました。でも、きいちゃんは、毛虫の兄弟がお腹いっぱいになって帰っていくのをただじっと待ちました。
日照りが続いたり、雨が降ったりを何度も何度も繰返して大きな木になったきいちゃん。遂にたくさんの花を咲かせることが出来ました。その花の蜜を吸いに来る虫達、花が散るとたくさんの実がつき、たくさんの小鳥がその実を食べに来ます。
すっかり実がなくなり、冬を向かえ、春が来るときいちゃんの隣に新しい赤ちゃんが生まれましたのでした。